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1月4日(現地時間3日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスはホームのファイサーブ・フォーラムでワシントン・ウィザーズを123-113で下し、今シーズンの戦績を24勝13敗とした。
昨年12月29日のシカゴ・ブルズ戦で45得点22リバウンド7アシスト、同31日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でも43得点20リバウンド5アシスト2ブロックと猛威を振るっていたヤニス・アデトクンボは、2日のウィザーズ戦こそ欠場も、この試合でウィザーズに襲い掛かった。
前半で24得点を奪うと、第3クォーターでも12得点とスコアを伸ばし、最終クォーターには19得点をたたき出した。この試合、アデトクンボはフィールドゴール成功率60.6パーセント(20/33)に加えてフリースロー成功率93.8パーセント(15/16)と、シーズン平均の65.7パーセントを大幅に上回る高確率。
ウィザーズ相手に空いたスペースからペイントアタックを繰り返した28歳のフォワードは、この日キャリアハイの55得点。さらに10リバウンド7アシスト2スティールを奪ってバックスを勝利へと導いた。
バックスではブルック・ロペスが21得点12リバウンド6ブロック、ボビー・ポーティスが17得点13リバウンド4アシスト2スティール、パット・カナトンが11得点を記録。
NBA史上、3試合連続で40得点10リバウンド5アシスト以上を残したのはエルジン・ベイラー(元ロサンゼルス・レイカーズ/1961、1963年)、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか/1963年)、ラッセル・ウェストブルック(現レイカーズ/2016年)のみ。
バックスは翌5日にトロント・ラプターズとのアウェーゲームを迎え、第4クォーター終盤にギャリー・トレントJr.の3ポイントシュートが決まって延長に持ち込まれるも、延長残り11.1秒にアデトクンボのアシストからグレイソン・アレンが決勝弾となる3ポイントシュートをヒット。104-101でバックスが制した。
アデトクンボはこの試合でもゲームハイの30得点21リバウンドに10アシストのトリプルダブル。バックスはこの勝利で25勝13敗とし、イースタン・カンファレンス2位へ浮上している。