2023.01.06

ホークスのマレーがディアロン・フォックスのオールスター初選出をプッシュ

好調キングスでトップスコアラーを務めるフォックス[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 1月5日(現地時間4日、日付は以下同)に行われたアトランタ・ホークスとサクラメント・キングスによる一戦は、ホームのキングスが第4クォーター残り約2分から8-0のランを見せ、残り約1分で4点をリード。

 だがホークスは自慢のバックコートデュオが躍動。トレイ・ヤングの3ポイントプレー、デジャンテ・マレーのフリースロー2本で逆転すると、試合終盤にマレーがディアロン・フォックスから値千金のスティールからレイアップを決め切り、最終スコア120-117でホークスが制した。

 ホークスはこの勝利でイースタン・カンファレンス9位の18勝20敗とし、プレーイン・トーナメント進出圏内をキープ。一方のキングスは、ウェスタン・カンファレンス5位の20勝17敗でプレーオフ出場圏内という好位置にいる。

 翌6日に発表されたNBAオールスター2023のファン投票途中経過第1弾で、両チームのなかからトップ10に入ったのはイーストのガード部門で5位に入ったヤング(79万1354票)のみ。

 そんななか、サンアントニオ・スパーズに在籍していた昨年、ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)がケガで欠場となり、代替ながら初選出されたマレーは、フォックスのオールスター初選出をプッシュしていたと5日に『Sideline Sources』のマーク・ヘインズ記者が報じていた。

「僕は彼のファンなんだ。彼が今年オールスターになることを願っている。あの感覚は初めて選ばれるものだし、彼はすごくいいプレーをしている。サクラメントですごいことをやっているし、あの街に勝利をもたらしている」

 昨シーズンまで、キングスは16シーズン連続でプレーオフ進出を逃しており、16シーズン連続のシーズン負け越しだった。だが今シーズンは新任マイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)の下、大混戦のウェストでプレーオフ圏内を堅持している。

 そのキングスでけん引役を務めるフォックスは、チームトップの平均23.9得点に4.6リバウンド5.9アシストを残しており、フィールドゴール成功率50.4パーセント、フリースロー成功率79.7パーセントでいずれもキャリアハイの高確率をマーク。

 ファン投票こそウェストのガード部門でトップ10圏外だったものの、各チームのHC投票で、フォックスがキャリア6年目で初のオールスター入りを飾る可能性は十分ありそうだ。

BASKETBALLKING VIDEO