2023.01.25

マジックのジョナサン・アイザックが約2年半ぶりに復帰…10得点で勝利に貢献

セルティックス戦で待望の復帰となったアイザック[写真]=Getty Images
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 1月24日(現地時間23日、日付は以下同)。オーランド・マジックはホームのアムウェイ・センターでボストン・セルティックスを113-98で撃破。リーグベストの戦績(35勝13敗)を誇る優勝候補を見事に破った。

 この日のマジックでは、新人パオロ・バンケロが23得点5リバウンド2アシスト、ウェンデル・カーターJr.が21得点11リバウンド、コール・アンソニーが18得点5リバウンド4アシスト2スティール、フランツ・ワグナーが15得点7リバウンド6アシストを残し、今シーズンの戦績をイースタン・カンファレンス13位の18勝29敗とした。

 そしてこの試合で、マジックはジョナサン・アイザックが待望の復帰。第1クォーター残り7分にワグナーと交代してコートへ入ると、最初のショット(レイアップ)こそミスするも、残り6分22秒にジャンパーをヒット。

 計9分36秒に出場した25歳のビッグマン(211センチ104キロ)は、フィールドゴール成功率57.1パーセント(4/7)の計10得点に3リバウンド1アシスト2スティールで復帰戦を終えた。

 アイザックが前回NBAの公式戦でプレーしたのは2020年8月3日。その試合で左ヒザの前十字靭帯(ACL)を断裂してしまい、長期離脱を余儀なくされた。その後、復帰に向けてリハビリへ取り組む過程で深刻なハムストリングのケガに悩まされたこともあり、2020-21、2021-22シーズンを全休。

 900日以上もコートから離れていたアイザックへ、会場へ集まった1万9196人のファンは温かい拍手を送り、チームは約2年半ぶりとなった男の復帰戦を見事勝利で飾った。

「僕はそのまま(復帰に向けて)突き進んでいきたいのかどうか、自分でも分からないところにいた日々もあった。でも、またこうして(コートへ)立てた。キリストに感謝しなきゃいけないね。自分の信仰を取り戻すことができ、神は僕をこのためにこの旅路へと連れて行ってくれたんだとね」とアイザックは復帰を喜んでいた。

 当時のロスターで今もマジックに残っているのはマーケル・フルツ、テレンス・ロス、モー・バンバのみと、チームは大きく変わったものの、アイザックには徐々にゲーム勘を取り戻してもらい、是非ともアグレッシブなプレーで暴れ回ってほしいところだ。

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