2023.01.26

右ヒザ負傷のデュラントが2週間後に再検査へ…オールスターも3年連続で欠場か?

離脱中のデュラントが現状を語った[写真]=Getty Images
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「もしできるなら明日にでもプレーしたい。でも当然、どんなことであろうと急かしたくはない。自分が100パーセントだと確認したいからね」

 1月25日(現地時間24日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツは、ケビン・デュラントがランニングを開始し、コート上のアクティビティもスタートさせるとし、2週間後に再検査を受けることになると発表した。

 デュラントは1月9日のマイアミ・ヒート戦の第3クォーター終盤に、ジミー・バトラー(ヒート)が着地した際に接触して右ヒザの内側側副靱帯を負傷。ネッツはデュラント離脱後に4連敗を喫し、そこから2連勝と立ち直り、26日にフィラデルフィア・セブンティシクサーズとのアウェーゲームへ臨んでいる。

 リーグ史上最高級のスコアラーとしての地位を確立しているデュラントは、今シーズンもここまで39試合の出場で平均36.0分29.7得点6.7リバウンド5.3アシスト1.5ブロックにフィールドゴール成功率55.9パーセント、リーグトップのフリースロー成功率93.4パーセント(日本時間25日終了時点)を残している。

 25日。デュラントは戦線離脱後としては初めてメディアの取材に応対。「もしできるなら明日にでもプレーしたい。それが今の俺の緊迫感なんだ。でも当然、どんなことであろうと急かしたくはない。自分が100パーセントだと確認したいからね。でもプレーしたい。俺はどんなイベントにもその一員になりたいんだ」

 デュラントはそう語り、23日に行われた古巣ゴールデンステイト・ウォリアーズとのアウェーゲームの欠場など、試合でプレーできなかったことを悔やんでいた。さらに、ネッツは31日にホームのバークレイズ・センターでロサンゼルス・レイカーズ戦が組まれているのだが、今回もレブロン・ジェームズとコート上で対戦することはできず、2018年のクリスマスゲームから遠ざかっている。

2019年のオールスターゲームでMVPを獲得したデュラント[写真]=Getty Images

 そして2月20日にユタ州ソルトレイクシティで開催される「NBAオールスターゲーム2023」も欠場するかもしれないと話していた。

「また元チームメートたちとプレーすることができなくて、レブロンともホームで対戦できず、今の時点ではオールスターゲームも欠場するかもしれない。楽しみにしていることなのにね。でもそれもバスケットボールの一部なんだ」

「俺としては自分をもっといい位置に身を置き、ケガをしないようにしたいものさ。(オールスター欠場は)3度目だからね。いい感じだったのに不運なケガが起きてしまった。…仕方ないことさ」

 デュラントはウォリアーズ在籍時の2019年オールスターゲームで31得点に7リバウンド2アシスト2ブロックを残して自身2度目のMVPを獲得も、2021、2022年と2年連続でケガのため欠場。今年も現状では欠場する可能性があるという。

 とはいえ、デュラントはネッツが誇るトップスコアラー。この段階でケガを完治させずに強行出場となればさらなる離脱となるかもしれないだけに、復帰を急かすことはできないはず。

 レギュラーシーズン終盤戦、そしてチャンピオンシップをかけて臨むプレーオフに、デュラントには万全の状態で臨んでほしい限りだ。

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