1月27日（現地時間26日、日付は以下同）。ダラス・マーベリックスは敵地フットプリント・センターでフェニックス・サンズと対戦し、99－95で勝利を手にした。

　連敗を2で止めたマブスでは、スペンサー・ディンウィディーがゲームハイの36得点に6リバウンド9アシストと殊勲の働き。さらにドリアン・フィニー・スミスが18得点12リバウンド3アシスト、ドワイト・パウエルが15得点4リバウンド3ブロック、ティム・ハーダウェイJr.が11得点9リバウンド3アシスト、レジー・ブロックが10得点5リバウンドと続いた。

　だがトップスコアラーのルカ・ドンチッチは第1クォーター残り約9分にドライブでペイントエリアへ侵入後、ピボットをした際に左足首が相手選手の足に乗っかってしまったことで捻挫。その後コートへ戻ることはなく、無得点に1リバウンドでこの試合を終えていた。

　幸い、X線検査の結果は陰性で、ジェイソン・キッドHC（ヘッドコーチ）は「彼は大丈夫なように見えた。彼の状態を見てみることにする」とコメント。ドンチッチの左足首は“軽度の捻挫”で、試合に出場するかどうかはその日の状態次第になる見込みだと『ESPN』が報じている。

　もっとも、マブスは29日のユタ・ジャズ戦でドンチッチが欠場するとすでに発表している。23歳のオールラウンダーは、今シーズンここまでリーグ2位の平均33.0得点に8.9リバウンド8.4アシスト1.5スティールと、いずれもチームトップの成績を残している。さらに、マブスはドンチッチに加え、チーム2位の平均18.4得点に8.4リバウンド1.7アシスト1.3ブロックを記録しているクリスチャン・ウッドが左手親指骨折で離脱中のため、チームのトップ2スコアラーを欠くという苦しい状況。

　28日終了時点で、マブスはウェスタン・カンファレンス6位の26勝24敗。プレーオフ進出圏内にいるとはいえ、12位のポートランド・トレイルブレイザーズ（23勝25敗）とはわずか2.0ゲーム差と、今シーズンのウェストは大混戦となっている。

　サンズ戦こそ勝利したものの、今シーズンのマブスはドンチッチが欠場した試合で5戦全敗を喫していることから、マブスがディンウィディーを中心に白星を飾ることができるか注目だ。