2023.01.30

シクサーズの大黒柱ジョエル・エンビードがMJと並ぶ通算33度目の40得点10リバウンド超え

ナゲッツ戦で大暴れを見せたエンビード[写真]=Getty Images
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 1月29日(現地時間28日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズはホームでデンバー・ナゲッツを126-119で下し、7連勝を飾った。

 この試合で注目を集めたのはビッグマン対決。ナゲッツには2シーズン連続でMVPに選ばれているニコラ・ヨキッチ、シクサーズには2シーズン連続でヨキッチに次ぐ2位の得票数を獲得したジョエル・エンビードという男がいる。

 もっとも、この日はエンビードに軍配。ジェームズ・ハーデンらチームメートたちとの連係からドライブやプルアップのミッドレンジジャンパー、3ポイントシュートを決めるなど順調に加点していき、ヨキッチ相手にクロスオーバードリブルで揺さぶってリバースダンクを炸裂。

 残り約30秒にはステップバックから8点差へと突き放す3ポイントシュートを放り込み、ゲームハイの47得点18リバウンドに5アシスト3スティール2ブロックの超絶パフォーマンスでシクサーズを勝利へと導いた。

 シクサーズではハーデンが17得点13アシスト、トバイアス・ハリスが14得点6リバウンド、ジョージ・ニアンが14得点、タイリース・マクシーが13得点6アシスト、ディアンソニー・メルトンが13得点2スティールをマーク。

 なかでも今シーズン、リーグトップの平均33.8得点に10.0リバウンド4.2アシスト1.1スティール1.7ブロックにフィールドゴール成功率53.4パーセントを残すエンビードは、今シーズンだけで7度目の40得点10リバウンド超えを達成。

 『ESPN Stats & Info』によると、NBA とABAが統合された1976-77シーズン以降、エンビードよりも40得点10リバウンド以上をたたき出したのはシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか/43度)のみ。エンビードはMJことマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)と並び、歴代2位タイの33度目となった。

 昨シーズン、平均30.6得点で初のスコアリングリーダーとなったカメルーン出身のビッグマンは、今シーズンに入ってさらにその得点を伸ばしている。

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