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2月1日(現地時間1月31日)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地マディソン・スクエア・ガーデンでニューヨーク・ニックスと対戦。試合はオーバータイムまでもつれる大激戦となったが、エースのレブロン・ジェームズが28得点10リバウンド11アシストと圧巻のトリプルダブルでチームをけん引し、129-123でレイカーズに軍配が上がった。
序盤からチームメートに華麗なパスを連発していたレブロン。第1クォーターでは八村塁のステップバックジャンパーをお膳立てすると、続けてレイアップもアシスト。先頭をひた走る八村を見逃すことはなく速攻ダンクも演出するなど、日本が誇るフォワードと巧みなコンビネーションを披露した。
レギュラーシーズン通算3万8387得点で歴代1位に君臨しているカリーム・アブドゥル・ジャバーの記録に迫っているレブロンだったが、ニックス戦を終えて一足早く別部門のレコードを更新。通算1万336本のアシストをマークし、1万335本のスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)を追い抜いて歴代4位に浮上した。
One of the greatest passers ever.
Congrats to @KingJames on passing Steve Nash for the 4th-most assists in NBA history. pic.twitter.com/otUtJ7PeGZ
— Los Angeles Lakers (@Lakers) February 1, 2023
記念すべき1万336本目となったのは、第4クォーター残り10分を切った場面。トップでピックアンドロールを仕掛けたレブロンは、ディフェンスが自分に寄ったタイミングを見計らって真横に陣取ったトーマス・ブライアントにボールを預ける。ブライアントはゴールめがけて豪快なダンクを叩き込み、このビッグプレーには観客も思わずどよめいた。
1月31日のブルックリン・ネッツ戦、同僚のラッセル・ウェストブルックも通算アシスト数で8972本に到達し、歴代10位にランクイン。ニックス戦ではベンチ出場ながら約36分のプレータイムで17得点6リバウンド3スティールを挙げ、アシストはレブロンに次ぐ8アシストをマークした。
彼らの活躍も光り、2連敗からの脱出を果たしたレイカーズ。通算アシスト数でトップ10に入っているレブロンとウェストブルックには、引き続き華麗なパスで仲間の得点を演出してもらいたい。