2023.02.16

シクサーズのジェームズ・ハーデンが2017年以来初となる専任の代理人と契約

シクサーズ在籍2年目のハーデン[写真]=Getty Images
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 2月15日(現地時間14日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェームズ・ハーデンが、元アディダスのエグゼクティブを務めていたトロイ・ペインを代理人として雇ったと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 ハーデンがフルタイムで代理人を持つのは2017年以来初。当時、ハーデンの代理人はロブ・ペリンカが務めてきたのだが、ロサンゼルス・レイカーズのゼネラルマネージャー(GM)へ就任したことで離れていた。

 今回ハーデンの代理人となったペインは、2011年にDリーグ(現Gリーグ)からドラフトされ、ニュージーランドのチームでプレーし、2016年から2022年にかけてアディダスのエグゼクティブを務めた経験を持つ人物。現在、ペインはマイク・シルバーマン、ブランドン・グリアーとともに『Equity Basketball』を引っ張っており、彼らがハーデンの代理人を務めていくこととなる。

 昨シーズン途中のトレードで、ブルックリン・ネッツからシクサーズへ移籍したハーデンは、昨夏にプレーヤーオプションを破棄して制限なしフリーエージェント(FA)となり、シクサーズと2年6860万ドル(当時のレートで約93億2960万円)の契約を締結。来シーズンの契約はプレーヤーオプションのため、これを破棄すれば、33歳のベテランガードは今夏に再び制限なしFAになることができる。

 キャリア14年目の今シーズン、ハーデンは15日を終えた時点で40試合に出場し、平均36.4分21.5得点6.2リバウンド1.2スティールにリーグトップの10.8アシストをマーク。3ポイントシュート成功率38.8パーセント(平均2.8本成功)は、ここ11シーズンでは最も高い確率だ。

 ジョエル・エンビードタイリース・マクシートバイアス・ハリスPJ・タッカーらを擁するシクサーズは、15日を終えた時点でイースタン・カンファレンス3位の37勝19敗という好位置におり、優勝候補の一角としてシーズンを送っている。

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