2023.03.06

復帰戦で27得点を挙げるも敵地で敗れたカリー「僕たちは誰にとってもタフな対戦相手」

復帰戦で27得点を挙げたカリー[写真]=Getty Images
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 3月6日(現地時間5日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズはロサンゼルス・レイカーズとアウェーで対戦。この試合で、左足の負傷により11試合を欠場していたステフィン・カリーが復帰を果たした。

 カリーは第1クォーターを無得点で終えると、続く第2クォーターでは8得点をマークする。第3クォーターでは再び無得点となるが、第4クォーターでは19得点と躍動。約32分間プレーしたカリーは、5本の3ポイントを含む27得点6アシストとチームをけん引したが、105-113で敗戦を喫し、ウォリアーズの連勝が「5」でストップした。

 現地メディアの『ESPN』によると、「試合が進むにつれて、自分が強くプレーできたように感じた」と語ったカリーは、最終クォーターで躍動する姿を見せ、チームが予定していた28分のプレータイムをわずかに上回る形で復帰戦を終えた。

 直近5試合はすべてホームで行われ、連勝街道に乗っていたウォリアーズ。しかし、アウェーでのレイカーズ戦では第1クォーターで18-33とリードを許す苦しい展開となった。「リズムを保ち、自信を持ち続けるのがチームとしての課題だ。僕たちはみんな、最高レベルでの勝利を目指しているから、お互いに信頼を維持する必要がある」。

 エースのカリーが語ったとおり、今シーズンのウォリアーズはアウェーで極端に力を発揮できていない“不安定”なチームとなっている。ホームで27勝7敗とリーグ屈指の勝率を誇っているものの、アウェーでは7勝24敗と真逆の勝率を叩き出し、34勝31敗でウェスタン・カンファレンスの5位と調子がなかなか上がらない。

「僕たちはチャンピオンシップに勝とうとしているけど、今はプレーイン・トーナメントを回避しようとしている状況だ」

 4位のフェニックス・サンズとは2.0ゲーム差のため、まだ上位シードを狙えるが、7位のダラス・マーベリックスと8位のロサンゼルス・クリッパーズとも1.0ゲーム差しかなく、まだまだどちらに転んでもおかしくない状況のウォリアーズ。さらに、レギュラーシーズンの残り17試合のうち、アウェーゲームが10試合も残っており、今後はかなり厳しい戦いが予想される。

 それでも、カリーは「負けるまで、僕たちは誰にとってもタフな対戦相手だと思っている。それこそ僕たちが最後まで持っていなければならない自信だよ」と力強く語った。プレーオフに向けてどのチームもギアを上げる時期となったが、最後の17試合をウォリアーズはどのように終えるのだろうか。

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