2023.03.11

ウルブズにまさかの同点弾を決められるも…2度目の延長戦は許さずネッツが1点差で白星

ゲームハイ34得点を叩き出したブリッジズ(中央)/写真は現地3月5日のホーネッツ戦のもの[写真]=Getty Images
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 3月11日(現地時間10日)、渡邊雄太所属のブルックリン・ネッツは敵地でミネソタ・ティンバーウルブズと対戦した。

 10日のミルウォーキー・バックス戦は113-118で惜しくも黒星となったネッツ。ウルブズ戦の先発には、スペンサー・ディンウィディードリアン・フィニー・スミスミケル・ブリッジズニコラス・クラクストンキャメロン・ジョンソンが名を連ねた。

 クラクストンのアリウープダンクで得点をスタートしたネッツは、続けてブリッジズやディンウィディーらが3ポイントシュートをヒット。セス・カリーもジャンプシュートをテンポ良く沈めていき、最初のクォーターを26-33と7点差で終えた。第2クォーターでは2ケタ点差に広げられる場面もあったが、ブリッジズが高い決定力でゴールを奪い、60-68と8点差を追いかける形でハーフタイムに突入している。

 迎えた第3クォーター、開幕の連続3ポイントシュートで一気に6点を追加すると、華麗なパスワークからの長距離砲も決まり、流れは徐々にネッツに傾き始める。終盤ではジョンソンが長距離砲やフリースローで得点を量産し、97-88と9点をリードして試合は最後のクォーターへ。

 第4クォーターは一進一退の攻防が続き、終盤までどちらに転ぶか分からない大接戦に。残り約1分半にロイス・オニールが貴重な3ポイントシュートを沈めるも、直後にフリースローを2本決められ、112-111と1点のリードに戻されたネッツ。ウルブズのオフェンスを守り切り、2本のフリースローも成功して勝利が目前と思われた矢先に同点となる3点弾を決められてしまい、114-114で試合の行方はオーバータイムに持ち越される。

 延長戦ではディンウィディーがジャンパーやレイアップで得点をけん引し、終盤にはブリッジズとフィニー・スミスが立て続けに3ポイントシュートを成功。最後はウルブズの攻撃を止めて2度目のオーバータイムは許さず、最終スコア124-123でネッツが白星を獲得した。

 激闘を勝利で飾ったネッツは、ブリッジズが34得点6リバウンド、ディンウィディーが29得点11アシスト、オニールが12得点15リバウンドをマーク。渡邊はベンチ入りも、試合に出場することはなかった。

■試合結果
ブルックリン・ネッツ 124-123 ミネソタ・ティンバーウルブズ
BKN|26|34|37|17|10|=124
MIN|33|35|20|26|9|=123

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