2023.03.15

バックスと2度の10日間契約を結んだマイヤーズ・レナード…同球団と今季終了までの契約を締結

バックスとの契約を勝ち取ったレナード/写真は2019年のブレイザーズ在籍時のもの[写真]=Getty Images
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 3月15日(現地時間14日)、ミルウォーキー・バックスがマイヤーズ・レナードと今季終了までの契約を締結したと発表した。現地メディア『ESPN』が伝えている。

 2月末にバックスと10日間契約を結んだレナードは、3月初頭にも再び10日間契約を同チームと締結。加入後の初戦となった2月25日のマイアミ・ヒート戦では、14分53秒のプレータイムで5得点6リバウンドをマークしていた。直近の3試合では出場機会が与えられていないが、球団はベテランビッグマンをキープする判断を下したようだ。

 ヒートに在籍していた2021年3月、レナードは反ユダヤ主義的な発言が問題となり、無期限のチーム離脱を言い渡される。以降は肩と足首の手術によるリハビリを行っていたこともあって無所属の時間が続いていたが、今年の1月にはロサンゼルス・レイカーズのワークアウトに参加していることが報じられるなど、リーグ復帰に向けてステップを踏んできた。

 先月に放送された『ESPN』のインタビュー番組に出演したレナードは、「あの日起こったことに対して、絶対に言い訳はできません」と、当時の様子を振り返った。「そして私が無知だったことは、残念ながら事実です。騒動から目を背けてはいませんが、あんなことになるとは思っていませんでした」。

 リーグから1週間の出場停止処分と5万ドル(当時のレートで約540万円)の罰金を科され、その後はオクラホマシティ・サンダーにトレードされるも、すぐさま解雇されたレナード。ようやくつかんだ復帰のチャンスをものにするためにも、バックスでは最大限の献身さを披露したいところだ。

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