2023.03.19

シクサーズが8連勝、エンビードは球団史上最長の9試合連続の30得点超えを達成

シーズン終盤に入って絶好調のエンビード(左)[写真]=Getty Images
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 3月19日(現地時間18日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは敵地で行われたインディアナ・ペイサーズ戦を141-121で制し、8連勝を飾った。

 シクサーズはジェームズ・ハーデンがケガのマネジメントのため欠場も、ジョエル・エンビードが31得点7リバウンド7アシスト2ブロック、タイリース・マクシーが31得点7アシスト、トバイアス・ハリスが24得点5リバウンド4アシスト2ブロック、ディアンソニー・メルトンが14得点5リバウンド5アシスト6スティールをマーク。

 この日ボストン・セルティックスがユタ・ジャズ戦を落としたことで、48勝22敗(勝率68.6パーセント)のシクサーズがゲーム差なしながらイースタン・カンファレンス2位へ浮上した。

 その原動力となっているのはもちろんエンビード。19日に『NBA.com』へ公開された最新版MVP候補ランキングで、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)を抜いてトップに躍り出たカメルーン出身のビッグマンは、現在リーグトップの平均33.5得点を記録している。

 そしてペイサーズ戦で31得点を奪ったことで、9試合連続の30得点超え。『NBA History』によると、これでエンビードはウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)、アレン・アイバーソン(元シクサーズほか/いずれも8試合連続)の記録を上回り、球団史上最長記録を塗り替えた。

 レギュラーシーズンが残り1カ月を切った時点で、シクサーズは今シーズン最長タイの8連勝と、素晴らしい戦いを見せていると言えるだろう。

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