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3月26日(現地時間25日)、アトランタ・ホークスはホームでインディアナ・ペイサーズを迎え撃った。ゲームは143-130でホークスが制したが、第3クォーターにはエースのトレイ・ヤングが退場処分を下されるトラブルにも見舞われた。
騒動が発生したのは第3クォーターの残り約7分半。タイリース・ハリバートンに同点に追いつく3ポイントシュートを沈められ、ホークスがタイムアウトを請求した際にヤングが審判に勢いをつけてボールを投げる。そのままベンチに戻ったエースガードに審判は退場を宣告し、ヤングは困惑の表情を浮かべている。
Trae Young ejected after throwing the ball at the Ref 😳 pic.twitter.com/4f4Tj7vHlM
— Bleacher Report (@BleacherReport) March 25, 2023
ハリバートンに同点弾を決められる直前、ヤングはオフェンスファールを吹かれており、フラストレーションがたまっていることをうかがわせていた。今回のコールを含めると、ヤングのテクニカルファウルは今シーズンで通算15回に到達しており、あと1回で自動的に1試合の出場停止処分を受ける。
ホークスのクイン・スナイダーヘッドコーチによると、ヤングはすでに自身の間違いを認めているという。現地メディア『ESPN』は、スナイダーHCの「彼(ヤング)が自身の犯した失態を正当化するような部分は一切なかった」というコメントを報じている。
重要なタレントを失ったホークスだったが、その後も崩れることはなく勝利をつかみ取っている。ヤングの相方であるデジャンテ・マレーは、「(ヤングの退場を)ネガティブな影響にはしなかった。僕たちはプラスに変えて、勝利を手に入れた」と語った。
ペイサーズとの試合を終え、37勝37敗でイースタン・カンファレンスの8位につけている。現在はプレーイン・トーナメントへの出場位置にとどまっているが、戦力を低下させないためにもヤングには自身を律することが求められるだろう。