Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』

ダラス・マーベリックスは、3月25日(現地時間24日、日付は以下同)にホームのアメリカン・エアラインズ・センターで迎えたシャーロット・ホーネッツ戦を109-117で落としてしまい、3連敗に陥った。
このチームには平均32.9得点8.6リバウンド8.2アシスト1.4スティールを誇るルカ・ドンチッチと、2月にブルックリン・ネッツからトレードで加入して平均27.6得点5.4リバウンド6.1アシスト1.1スティールを残すカイリー・アービングというオールスターデュオがいるものの、ケガなどもあって直近8戦で2勝6敗。
ホーネッツは司令塔ラメロ・ボールをケガで欠いており、イースタン・カンファレンス14位の24勝51敗で、すでにプレーオフ出場の可能性が消滅しており、格下と言えるチームなのだが、第1クォーターで26-37と圧倒されてしまったこともあり、この試合ではホームに集まったファンがマブスへブーイングすることに。
ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)は「第1クォーターの我々は、たぶんブーイングされるべきだった。(選手たちの)関心度は高くなかった。あれにはがっかりした」とコメント。
マブスはドンチッチとカイリーが一緒に出場した試合で3勝7敗。今シーズンの戦績は26日を終えた時点でウェスタン・カンファレンス11位の36勝38敗となり、10位のオクラホマシティ・サンダー(36勝38敗)とはゲーム差なしながら、プレーイン・トーナメント進出圏外に。
これにはドンチッチも「僕らはハードに戦わなきゃいけない。それはこの僕から始まっていくんだ。僕がもっとうまく、ハードにプレーしてこのチームを引っ張っていかなければいけないんだ。この責任は僕にある」と反省。そしてこうも語っていた。
「コートにいる僕を見れば分かると思う。時々、(本来の)自分だと感じないこともある。コートに出ているだけなんだ。僕は本当に楽しんでいたし、コートで笑みも見せていた。けどいろんなことがあってすごくイライラしている。バスケットボールだけじゃないんだ」
ドンチッチは現在、プライベートでもいくつか問題を抱えており、そのことも悪影響を及ぼしているという。
とはいえ、マブスやドンチッチのためだけに時間が止まることはない。レギュラーシーズンは残り8試合で、ここからなんとか白星を積み上げてプレーイン、あるいはプレーオフへ駒を進めたい。
そのためにも、まずは前試合の悪かった部分を修正し、27日に敵地で開催されるホーネッツ戦でリベンジし、アウェー5連戦を乗り切りたいところだ。