2023.03.28

タウンズがドミニカ共和国の一員として今夏のW杯参戦へ「そうなったら最高だろうね」

ふくらはぎのケガから復帰したタウンズ[写真]=Getty Images
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 ミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズは、昨年11月末にふくらはぎのケガに見舞われたため、約4カ月間の戦線離脱を余儀なくされた。

 そして3月23日(現地時間22日、日付は以下同)のアトランタ・ホークス戦で復帰すると、26分6秒のプレータイムで22得点4リバウンド3アシスト2スティールを残して勝利に貢献。27日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では終盤にトランジションから決勝弾となる長距離砲を放り込み、14得点5リバウンド3アシスト2スティールをマークし、ウルブズを勝利へ導く貴重な活躍を見せた。

 ウルブズは27日を終えた時点でウェスタン・カンファレンス7位の38勝37敗。2シーズン連続のプレーオフを目指すチームは、プレーイン・トーナメントを回避できる6位以上を目指しており、28日にはサクラメント・キングスとのアウェーゲームへ臨む。

 そんななか、26日に現地メディア『The Ringer』のポッドキャスト番組へ出演したタウンズは、今年8月25日から9月10日にかけてフィリピン、日本、インドネシアで開催される「FIBAワールドカップ2023」へ出場する意向を明かした。

「この夏は、ドミニカのチームとして参加してプレーしたい」

「そうなったらクールだろうね。最高なことになるだろう。今はそれに向けてワークアウトしようとしているんだ」

 211センチ112キロのタウンズは、27歳のビッグマン。2015年のドラフトでウルブズから1巡目全体1位指名され、新人王に選ばれたほか、オールスターに3度、オールNBAチームに2度選出された実績を持つ。

 オールラウンドなスキルを持つタウンズだが、前回ドミニカ共和国の一員としてプレーしたのは2013年の「FIBAアメリカップ」までさかのぼる。ドミニカは2014年から3大会連続(通算4度目)の出場を決めており、グループリーグの組み合わせは4月29日にマニラ(フィリピン)で行われる抽選会で決まることになる。

 もしタウンズが正式に出場となれば、抽選会の結果次第ではあるものの、今夏のW杯のグループリーグで日本(沖縄)にやって来てプレーすることになるかもしれない。

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