2023.03.28

出場停止処分を回避したドンチッチが25得点、マブスがペイサーズを下して連敗脱出

マブスを勝利へと導いたドンチッチ[写真]=Getty Images
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 3月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ダラス・マーベリックスは敵地でインディアナ・ペイサーズ戦へ臨み、最大31点差をつけて127-104で勝利を手にした。

 27日のシャーロット・ホーネッツ戦を落としたことで、4連敗に陥っていたマブスは、その試合でルカ・ドンチッチが今シーズン16度目のテクニカルファウルをコールされたことで、ペイサーズ戦が出場停止処分の対象になると現地メディアが報じていた。

 ところが、NBAがホーネッツ戦におけるドンチッチのテクニカルファウルを取り消したことで出場可能となり、先発出場して25得点7リバウンド6アシストの活躍でマブスの連敗を4で止める立て役者に。

 なかでも第3クォーター残り約3分で見せたプレーは圧巻。ベースライン右端にダブルチームで追い込まれたドンチッチは、冷静に周囲を見渡してから跳び上がって左コーナーにいたジェイデン・ハーディーへ目の覚めるようなクロスコートパスを送り、オープンスリーを演出してみせた。

 ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)は「彼は味方を見つけ出すことにかけてはリーグのベストプレーヤーの1人。それにキャッチ&シュートもできる。一度でなく何度もね」と、ドンチッチを称えていた。

 マブスではドンチッチのほか、ハーディーが20得点4アシスト3スティール、カイリー・アービングが16得点6アシスト2スティール3ブロック、ティム・ハーダウェイJr.が13得点、レジー・ブロックが11得点、ジャベール・マギーが10得点2ブロックをマーク。

 今シーズンの戦績を37勝39敗としたマブスは、ウェスタン・カンファレンス11位で依然としてプレーイン・トーナメント進出圏外ながら、最終枠にいる10位のオクラホマシティ・サンダー(37勝38敗)とのゲーム差を0.5へ縮めている。

 30日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦を含む残り6試合で、ドンチッチとカイリー擁するマブスがプレーイン参戦までこぎ着けることができるか注目だ。

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