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3月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスは主力のヤニス・アデトクンボ(ヒザ)、ドリュー・ホリデー(個人的な事情)を欠いてデトロイト・ピストンズ戦へ臨んだ。
それでも、在籍10年目のフォワード、クリス・ミドルトンが見事バックスをけん引。スムースな動きから美しいジャンパーを繰り出した男は、約33分の出場でシーズンハイの34得点に8リバウンド5アシストと暴れ回り、126-117の勝利へと導いた。
「ヤニスがいないから、僕はアグレッシブに行かなきゃいけないと分かっていた。自分のスポットへ向かわないといけなかったし、そこからシュートするかオープンな男を見つけようとしたのさ」
試合後にそう語ったミドルトンは、昨夏に靭帯を損傷した左手首の手術を受けたことで開幕に出遅れ、昨年12月上旬に今シーズン初出場を飾るも、12月中旬からは右ヒザの痛みのため約1カ月の離脱を余儀なくされていた。
1月下旬に復帰後、しばらくはベンチスタートを続けていたのだが、3月8日以降はスターターとして出場しており、14日のサクラメント・キングス戦でも31得点9アシストの活躍を見せていた。
マイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)は「ケガから復帰してからというもの、クリスは本当にいい状態に見える。シューティングはもちろんのこと、今ではディフェンス面でもたくさんのことをこなしてくれているよ」と、ミドルトンのプレーを称賛。
バックスではミドルトンのほか、ブルック・ロペスが24得点14リバウンド2ブロック、ジェボン・カーターが22得点、ボビー・ポーティスが21得点14リバウンドをマークし、ゴラン・ドラギッチがバックスデビューを飾り、約9分間プレーして3アシストを残した。
この勝利で今シーズンの戦績を54勝21敗としたバックスは、イースタン・カンファレンスならびにリーグベストの座を堅持しており、2位のボストン・セルティックス(52勝23敗)に2.0ゲーム差をつけている。
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