2023.03.31

アラバマ大の1年生フォワード、ブランドン・ミラーがNBAドラフトにエントリー

2023年のNBAドラフトにエントリーしたミラー[写真]=Getty Images
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 3月31日(現地時間30日)、現地メディアの『ESPN』はアラバマ大学のブランドン・ミラーが2023年のNBAドラフトにエントリーしたと報道した。

 206センチ91キロの1年生フォワードであるミラーは、同メディアのジョナサン・ジボニー記者が公開した「NBAドラフト2023」の予想で3位に入るなど世代屈指の選手。新入生の中で全米トップとなる1試合平均18.8得点に加え、8.2リバウンドを挙げると、2月のサウスカロライナ大学戦では41得点と躍動した。

 また、所属するサウスイースタン・カンファレンス(SEC)のトーナメントでは、2019年にデューク大学でプレーしたザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)以来となる、20得点10リバウンド以上を2試合連続で達成した1年生となった。

トップ3指名を予想されるなど、ミラーは高い評価を得ている[写真]=Getty Images

 アラバマ大をNCAAトーナメントの第1シードに導いたミラーだったが、大会本戦では鼠径部の負傷に苦しみ、初戦では約19分の出場では無得点に終わる。続く第2戦では19得点をマークするも、スウィート16では9得点11リバウンドにとどまり、サンディエゴ州立大学に64-71で敗戦。1年の集大成となるトーナメントでの3試合で、フィールドゴール成功率19.5パーセント(8/41)、3ポイント成功率15.8パーセント(3/19)と不発に終わった。

 今年のNBAドラフトの目玉はビクター・ウェンバンヤマ(メトロポリタンズ92/フランス)となっており、スクート・ヘンダーソン(Gリーグ・イグナイト)など、ほかのライバルたちとともに2位指名の座を争うことになりそうだが、NCAAトーナメントでの結果がミラーの指名順位に影響を与えるのかにも注目が集まる。

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