2023.04.17

プレーオフ初戦で29得点を奪った八村塁「自分の国のために、何ができるのかを見せたい」

シリーズ初戦を制したレイカーズ(左から八村、ラッセル、リーブス)[写真]=Getty Images
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6点ビハインドで迎えた後半に5本の3ポイントを含む21得点!
「後半の僕らはいいリズムでした。シュートを打つチャンスが回ってきました」

 4月17日(現地時間16日、日付は以下同)。「NBAプレーオフ2023」は2日目を迎え、ファーストラウンド4カードのシリーズ初戦がスタート。

 ウェスタン・カンファレンス第7シードのロサンゼルス・レイカーズは、敵地フェデックス・フォーラムで第2シードのメンフィス・グリズリーズとのシリーズ第1戦に臨んだ。

 前半はホームのグリズリーズがジャレン・ジャクソンJr.やデズモンド・ベイン、ジャ・モラントがレイカーズを攻め立て、65-59で試合を折り返す。レイカーズはアンソニー・デイビスが右腕を痛めて途中コートを離れるなか、ディアンジェロ・ラッセルが12得点、デイビスとレブロン・ジェームズがそれぞれ10得点をマーク。

 そして試合は後半へ入り、ベンチスタートの八村塁が躍動。第3クォーター残り5分33秒にレブロンと交代してコートインすると、左コーナーからの長距離砲を皮切りに、なんと4本連続で3ポイントシュートをヒット。続く第4クォーターでもドライブでジャクソンJr.を抜いて強烈なダンクをお見舞いすると、その後もターンアラウンドジャンパーや3ポイントシュート、ダンクもたたき込み、チームトップの29得点に6リバウンド1アシストの大暴れ。

 試合は128-112で第7シードのレイカーズがグリズリーズに先勝。レイカーズでは八村のほか、オースティン・リーブスが23得点4アシスト、デイビスが22得点12リバウンド3アシスト3スティール7ブロック、レブロンが21得点11リバウンド5アシスト2スティール3ブロック、ラッセルが19得点7アシストをマーク。

「後半の僕らはいいリズムでした。ボールをシェアしていましたし、シュートを打つチャンスが僕に回ってきました」と語った八村は、試合全体でフィールドゴール成功率78.6パーセント(11/14)、3ポイントシュート成功率83.3パーセント(5/6)、フリースロー2本とも成功と大当たり。

2年ぶりのプレーオフで豪快なダンクもたたき込んだ八村[写真]=Getty Images

 ワシントン・ウィザーズ在籍時の2021年以来、自身2度目となったプレーオフのシリーズ初戦で、八村はプレーオフキャリアハイの29得点、3ポイントシュート成功数でレギュラーシーズンを含めて自己最多を更新。レイカーズという球団においても、プレーオフの試合にベンチスタートで出場して29得点は、1988年のマイカル・トンプソンと並んで歴代最多タイ。

 レイカーズのレジェンド、アービン“マジック”ジョンソンは「八村はメンフィスで適切な時のためにベストを確保していたのか!」とツイートして八村の大活躍に興奮。リーブスも「塁はすごく大きかった。彼のスキルセットにはびっくりだね。彼がいることで、このチームへまた新たな側面を持ち込んでくれる」と称えていた。

 そして八村は試合後の会見で「たくさんの人たちが試合を見て、家族も見てくれたと思います。メッセージはまだ見てないんですけど、素晴らしいことです。僕は自分の国のために、何ができるのかを見せたい。生まれ育ってきた日本のことが恋しいんです。こういう形で、自分の活躍を見せることができて良かったです」と誇らしげに語っていた。

 2年ぶりのプレーオフを白星でスタートさせたレイカーズ。グリズリーズとのファーストラウンド第2戦は、20日に同じくフェデックス・フォーラムで行われる。八村は後半だけで21得点を奪ったのだが、前半でもオフェンシブ・リバウンドからティップショット、ファストブレイクからボースハンドダンク、レブロンのミスショットからこぼれ球を奪ってセカンドチャンスで加点するなど活躍していただけに、次戦でも期待は高まるばかりだ。

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