2023.04.17

八村塁躍動のレイカーズが初戦を制す…球団記録に並ぶ29得点の大暴れ、第2戦は20日8時30分から

グリズリーズとの初戦で29得点の大活躍を見せた八村塁 [写真]=Getty Images
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 4月17日(現地時間16日)にフェデックス・フォーラムで「NBAプレーオフ2023」のウェスタン・カンファレンス1回戦が行われ、ロサンゼルス・レイカーズがメンフィス・グリズリーズとの初戦に臨んだ。

 プレーイン・トーナメントを勝ち抜いてプレーオフの切符を手にしたレイカーズはディアンジェロ・ラッセルオースティン・リーブスレブロン・ジェームズ、ジャレッド・バンダービルト、アンソニー・デイビスの5人が先発出場。八村塁はベンチから登場した。

 第1クォーターは1点リードで迎えた残り5分26秒からデイビス、八村の連続得点で21-16。ジャレン・ジャクソンJr.ジャ・モラントに得点を許す場面もあったが、32-27と5点リードのまま最初の12分間を終えた。

 引き続き接戦となった第2クォーターでは残り47秒にラッセルが3ポイントシュートを沈めたものの、同26秒に決め返されると、終了間際に追加点を献上。59-65と試合をひっくり返された。

 第3クォーターは前半に8得点を挙げた八村が圧巻のパフォーマンスを披露した。出場直後の残り4分44秒にラッセルのアシストから3ポイントを射抜くと、立て続けに長距離砲を成功。4本の3ポイントで12得点を稼ぎ、レイカーズは96-90とリードを奪い返した。

得点面だけではなくブロックでも相手の脅威になったレブロン [写真]=Getty Images

 勝負の第4クォーターでは八村に加え、ドラフト外のリーブスが躍動した。1点差で迎えた試合終了残り2分36秒から3連続得点を記録するなどチームをけん引。終盤に抜け出したレイカーズが128-112で初戦を制した。

 八村は29分48秒のプレータイムで、5本の3ポイントを含むチーム最多29得点に1アシスト6リバウンドの大活躍を見せた。レイカーズにおいて、プレーオフでベンチから出場して25得点以上を挙げたのは1996年のマジック・ジョンソン氏以来。また、ベンチ出場での29得点は1988年のマイカル・トンプソン氏と並んで歴代最多タイの記録となるなど、名門チームの歴史に新たな名を刻むことになった。

 八村に続いてリーブスが23得点をマーク。レブロンは34分1秒の出場で21得点5アシスト11リバウンド3ブロック2スティール、デイビスは36分33秒の出場で22得点3アシスト12リバウンド7ブロック3スティールと、プレーイン・トーナメントのミネソタ・ティンバーウルブズ戦よりプレータイムを抑えながら勝利に貢献した。

 なお、第2戦は再びグリズリーズのホームにて20日(同19日)8時30分から行われる。

■試合結果
メンフィス・グリズリーズ 112-128 ロサンゼルス・レイカーズ
MEM|27|38|25|22|=112
LAL|32|27|37|32|=128

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