2023.05.23

ブーデンホルザーの後任を選定中のバックスがニック・ナースを含む3名と面談へ

複数チームの新指揮官候補に挙がっているナース[写真]=Getty Images
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 5月23日(現地時間22日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスが、新たな指揮官の候補を絞り、今週中にもミーティングをしていく予定だと『ESPN』が報じた。

 今シーズン、バックスはイースタン・カンファレンスならびにリーグベストの58勝24敗でレギュラーシーズンを終えたものの、第1シードとして迎えた「NBAプレーオフ2023」のファーストラウンドで、第8シードのマイアミ・ヒートに1勝4敗で敗れたことで早々とポストシーズンから姿を消した。

 すると今月5日にバックスは5シーズン指揮を執り、2021年には球団史上2度目の優勝へ導いたマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)と決別。その後、ジョン・ホルストGM(ゼネラルマネージャー)は15名ほどの候補者たちと面談し、現在はその候補が3名に絞られたと同メディアが報道。

 その3名は、今シーズンまでトロント・ラプターズで指揮を執ってきたニック・ナース、ゴールデンステイト・ウォリアーズのケニー・アトキンソンAC(アシスタントコーチ)、ラプターズのエイドリアン・グリフィンACだという。

 ナースは2019年にラプターズをフランチャイズ史上初優勝へ導いたほか、2019-20シーズンに最優秀コーチ賞に選ばれた実績を持つ。アトキンソンはブルックリン・ネッツで約4シーズン指揮を執ってきたほか、ニューヨーク・ニックスやアトランタ・ホークス、ロサンゼルス・クリッパーズでもACを務めており、グリフィンは計15シーズンのAC経験がある。

 もっとも、ナースはバックスだけでなく、モンティ・ウィリアムズHCと決別したフェニックス・サンズ、ドック・リバースHCと決別したフィラデルフィア・セブンティシクサーズの新指揮官候補にも浮上しており、争奪戦になっているという。

 NBAは6月23日にドラフトを控えており、その後フリーエージェント(FA)戦線も始まることから、指揮官の座が空白なチームは今後の数週間で続々と契約を結ぶことになるかもしれない。

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