2023.06.05

友情と感謝の証…ゴードンがマレーに無数のダイヤを散りばめた特注ネックレスをプレゼント

ナゲッツでプレーするアーロン・ゴードン(中央)とジャマール・マレー(右) [写真]=Getty Images
某ストリートメディアのシニア・エディターを経験後、独立。ひとつのカルチャーとしてバスケットボールを捉え、スポーツ以外の側面からもNBAを追いかける。

 デンバー・ナゲッツのアーロン・ゴードンはチームに不可欠なピースとして、「NBAファイナル2023」の進出に貢献した。

 ゴードンは「NBAプレーオフ2023」で1試合平均13.1得点5.6リバウンド2.4アシストと、安定感抜群。2.6本のオフェンスリバウンド、フィールドゴール成功率51.2パーセントもさることながら、ディフェンスではレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)、カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)をはじめとする大型エースのマッチアップを任され、最近のインタビューでは「90歳になったらロッキングチェアに座りながら『昔、俺は彼らを抑えたんだぞ』と子どもたちに自慢するだろう」と語り、守備面でも自信をのぞかせた。

 一方で、ゴードンもナゲッツの躍進を支えてくれたチームメートに多大な感謝を抱く。その1人が、ジャマール・マレーだ。『TMZ』によると、ゴードンはマレーが今シーズンのチームをけん引した姿に非常に興奮していたという。

 ゴードンは、そんなマレーを讃えるべく、高級カスタムジュエラー『マイル・ハイ・ジュエラー』に協力を依頼し、世界に一つだけの特注ネックレスをプレゼントした。

 無数の宝石が散りばめられたペンダントは、マレーを表す「JM」のイニシャルと背番号27を、彼の代名詞である弓矢で囲んだシルエットが印象的。その大部分には10カラットサイズのVVSクラスダイヤモンドが使用されているが、マレーの愛称である“ブルー・アロー”にちなんで、矢の部分にはブルーダイヤモンドを取り入れている。

『マイル・ハイ・ジュエラー』は、ナゲッツの本拠地ボール・アリーナから車で20分程度の距離にストアを構える。そうした地理的な親和性から、この高級ジュエラーはナゲッツの選手御用達で、ゴードンのほかにもクリスチャン・ブラウンやペイトン・ワトソンなども訪問。ナゲッツでデビューを果たしたボーンズ・ハイランドもブランドのInstagramに登場した。

 ファイナル開幕直前にジュエリーを受け取ったマレーは、そのプレゼントを見るや否や大興奮。『マイル・ハイ・ジュエラー』も「勤勉、献身、犠牲は必ず最終的には報われる」とコメントを添え、マレーのさらなる活躍にエールを送った。

 しかし、マレーとゴードンが本当に望んでいるジュエリーは、NBAの最高名誉とされるチャンピオンリングだろう。2試合を終えてマイアミ・ヒートとのシリーズは1勝1敗のタイ。はたして、2人はコロラドの地に優勝トロフィーを持ち帰り、ネックレスとリングを組み合わせたセレブレーションを披露してくれるのだろうか。

文=Meiji

BASKETBALLKING VIDEO