2023.06.06

再タッグの可能性が浮上…アービングがレブロン獲得のためマブスにトレードを提案か

キャブスの初優勝に貢献したアービング(左)とレブロン(右)/写真は2017年のもの[写真]=Getty Images
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 2016年、クリーブランド・キャバリアーズに初優勝をもたらしたレブロン・ジェームズ、そしてカイリー・アービングの2名。今年2月のトレードデッドラインにはアービングがレブロンの待つロサンゼルス・レイカーズへ移籍する案が浮上したものの、実現には至らなかった。

 しかし『Bleacher Report』のクリス・ヘインズ氏によると、アービングは“盟友”レブロンとの共闘を依然として望んでいる模様。アービングはダラス・マーベリックスに対し、自身とルカ・ドンチッチにレブロンを加えたビッグ3を形成するために、レイカーズへトレードを持ちかけるように提案しているという。

 契約延長の制限で、レブロンは今シーズン中のトレードからは対象外となっていたにもかかわらず、マブスはオファーの準備を進めていたとヘインズ氏は明かしている。新たな労使協定でマックス契約プレーヤーを3人保持することは困難であり、もしアービングが自身の望みをかなえたいのであれば、今夏の再契約は減額が避けられないだろう。

 アービングは昨年に出演したポッドキャスト『I Am Athlete』において、2017年にキャブスから退団したことを後悔していたと語っている。「もし僕がもっと成熟していて、自分がどんな人物なのかを理解できていれば、間違いなくもっと優勝していたはずだ。なぜなら、僕が経験していたことに対して、より良い理解があっただろうから」。

「当時、僕は自分の感情をどのように共有すればいいのか分からなかったんだ。その方法を見つけられなかった。だから、気持ちを伝えることなく、自らを孤立させる道を選んでしまった」

レブロン(左)は2018年、アービング(右)は2017年にキャブスから退団した[写真]=Getty Images

 来シーズンのサラリーキャップは1億3400万ドル(約190億円、1ドル140円で換算)と予測されており、その場合にアービングはマブスと5年2億7200万ドル(総額380億円)で再契約できると、同メディアのエリック・ピンカス氏は伝えている。

 マブスでコーチ陣を組んでいるジェイソン・キッド、ジャレッド・ダドリーともレイカーズで共闘していたレブロン。アービングとの再タッグには多くの障壁が残されているが、来シーズンに彼らが同じジャージを着ることはあるだろうか。

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