オーストラリアがアルゼンチンに38点差で大勝し、2大会連続のベスト4/東京オリンピック

オーストラリアが38点差でアルゼンチンに大勝[写真]=fiba.com

 8月3日、男子バスケットボールの準々決勝が行われ、オーストラリア代表がアルゼンチン代表と激突した。

 予選ラウンドでイタリアやドイツなどを下し、3連勝で決勝トーナメントへ進んだオーストラリア。立ち上がりはアルゼンチンに3ポイントシュートを中心にポイントを重ねられるが、オーストラリアも負けじと反撃し18−22で第1クォーターが終了。

 続く第2クォーターは互いに攻撃が停滞し、なかなかスコアが伸びない時間帯が続く。しかし、オーストラリアがパディ・ミルズらガード陣の3ポイントシュートをで攻撃の糸口をつかみ、外角から加点。ディフェンスでも激しいプレッシャーから得点を与えず、39−33とリードを奪って前半を終えた。

 オーストラリアが6点をリードして迎えた第3クォーターも、試合の流れは変わらず。3ポイントとゴール下近辺で着実にスコアを重ねていき、第3クォーター終了時点で60−48とさらにリードを広げる。

 最終クォーターに入っても、オーストラリアの攻撃は止まらない。リングへの積極的なアタックと外角シュートでアルゼンチンのディフェンスを破り、どんどん点差を広げていく。結局このクォーターだけで37点を奪う猛攻を見せ、97−59で大勝。オーストラリアが2大会連続で準決勝進出を果たした。

 個人記録では、ミルズの18得点を筆頭にベンチ入りした選手が全員得点を記録した。オーストラリアは5日に行われる準決勝でアメリカと対戦する。

■試合結果
オーストラリア 97−59 アルゼンチン
オーストラリア|18|21|21|37|=97
アルゼンチン|22|11|15|11|=59

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