ワールドカップに向けて準備を進めていくアメリカ代表候補
8月31日の「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」開幕に向け、アメリカ代表候補は6日(現地時間5日)からラスベガスにてトレーニングキャンプを行っている。
デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)やアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)といった多くのスター選手たちが出場を辞退しており、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)やカイル・クーズマ(レイカーズ)といった若手たちの活躍が期待される。
現地メディアの『ESPN』をとおして、代表候補の一人であるドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)は、「多くの国々がオープニングを見据えていると思う。だから僕らはコートに立って競技に打ち込み、準備をしていかなきゃならない。そして僕らはすべてのチームのベストショットを対処していく」とコメント。最終的な代表選出と大会に向けて、フォーカスしている様子をうかがわせた。
今大会よりアメリカ代表を指揮するグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)は、「兼ねて述べてきたように我々は良くなっていくだろう。私が意味することは、我々がこのアメリカ代表における多くの奥深さに恵まれているということを物語っている」と、才能溢れる選手たちに関して述べた。
また、「ここにいるすべての選手たちはここにいたいと思っていて、それに疑いの余地はない。またそれは競争そのものにおける大きな要素。だから熱意や若さ、運動能力や多彩なスキルといったものを目にした時、我々にとってそれは大きな働きとなる。なぜなら我々の奥深さというのは、1つの要因になるだろうからね」と続けた。
キャンプには15名の代表候補が招集されており、最終的に12名に絞られる。今回のキャンプを通じてどのような陣営を築き、大会を迎えるのか。そして名将が最終ロスターをどのように指揮するのか、今大会の醍醐味になるかもしれない。