2019.09.02

優勝候補の一角、アメリカが白星発進「間違いなくいいスタートを切れた」とミッチェル

第4クォーターに強烈なダンクをたたき込んだミッチェル[写真]=fiba.com
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「NBAよりもフィジカルなゲーム」の初戦、21点差でチェコから勝利を収める

 9月1日、「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019」(以降、W杯)は大会2日目を迎え、グループEではトルコ対日本(86-67でトルコが勝利)、アメリカ対チェコ共和国の2試合が行われた。

 FIBAランキング1位のアメリカは、トーマス・サトランスキー(チェコ/シカゴ・ブルズ)率いるチェコ(同24位)との大会初戦で、各クォーターで相手チームを上回る得点をたたき出し、88-67で先勝。

 だが第1クォーター中盤まではリードが入れ替わる展開で、リードを奪われている場面もあった。だが先取点を挙げたケンバ・ウォーカーやチーム2本目となるフィールドゴールを3ポイントで沈めたジェイソン・テイタム(共にボストン・セルティックス)、激しいディフェンスで相手チームのターンオーバーを何度も誘発したドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)らの活躍もあり、徐々にリードを広げていった。

 アメリカではミッチェルがチームトップの16得点、ハリソン・バーンズ(サクラメント・キングス)が14得点、ケンバが13得点4アシスト、テイタムが10得点、ジョー・ハリス(ブルックリン・ネッツ)が9得点4リバウンド、クリス・ミドルトン(ミルウォーキー・バックス)が8得点4リバウンドをマーク。

 チェコ戦で、アメリカがスコアレスの時間帯や相手チームにリズムがいきかけた時、ケンバはドライブやステップバック、プルアップジャンパーを繰り出し、いずれも高確率で沈めていった。フィールドゴール8投中6本も決めていたように、ケンバはショットの調子が良く、アタックモードに入れば軽々と20得点以上を奪っていたに違いない。

ケンバはチームトップの4アシストを記録するなど、終始冷静な判断でゲームを組み立てた[写真]=fiba.com

 W杯の初戦を終えたケンバは「NBAとは異なるゲームだね。(W杯の方が)もっとフィジカルなんだ。僕らはアメリカ代表として、皆がベストなショットを放てるようにしていかなきゃならない。でも相手チームは僕たちと戦うのはタフだと思うよ。僕らはこれからも冷静さを保ち、すべてにおいてタフにプレーしていくだけさ」と手ごたえをつかんだ様子。

「僕らはいくつも良いことをやってのけた。この勝利で間違いなくいいスタートを切ることができた」とミッチェルが語ったように、アメリカは好スタートを切ったと言っていいだろう。

 アメリカの次戦の相手は日本に完勝したトルコ。3日に行われるグループEの頂上決戦とも言える好カードは、2010年のFIBA世界選手権(当時)の決勝以来となる再戦だけに、是非とも注目していただきたい。

徐々に調子を上げていったミッチェル[写真]=fiba.com