2019.09.11

2連覇中のアメリカが敗退する波乱! 準々決勝でフランスに敗戦

クォーターファイナルで敗れたアメリカ代表 [写真]=fiba.com
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 9月11日に中国で「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」の決勝ラウンドクォーターファイナルが行われ、アメリカ代表(FIBAランキング1位)がフランス代表(同3位)と対戦した。

 大会3連覇を狙うアメリカはドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)、ケンバ・ウォーカー(ボストン・セルティックス)、ジョー・ハリス(ブルックリン・ネッツ)、ハリソン・バーンズ(サクラメント・キングス)、マイルズ・ターナー(インディアナ・ペイサーズ)の5人が先発出場した。第1クォーターはリードチェンジ7回と接戦が繰り広げられ、18-18の同点で終了。続く第2クォーターはルディ・ゴベール(ジャズ)やエバン・フォーニエ(オーランド・マジック)を中心としたフランスに苦戦を強いられ、39-45と6点のビハインドを背負った。

 ターナーが先取点を挙げた第3クォーターは、開始53秒にニコラス・バトゥム(シャーロット・ホーネッツ)に“4点プレー”を許して41-51と10点ビハインド。追いかける展開が続く中、残り3分21秒からジェイレン・ブラウン(セルティックス)、ミッチェルの連続得点で同点に追いついた。さらに、同1分40秒にマーカス・スマート(セルティックス)が3本のフリースロー、同55秒にミッチェルが3ポイントを成功。66-63とリードを奪い、最後の10分間に突入した。

 最終クォーターは拮抗した展開で、残り5分6秒の時点で76-73。すると、同4分35秒から連続9得点を許し、76-82と再びビハインドを背負った。同1分33秒にウォーカーのレイアップで悪い流れを断ちきったものの、フリースローミスなども響き、79-89で敗戦。多くのスーパースター不在で今大会に臨んだが、クォーターファイナルで敗退を喫し、セルビア代表(同4位)との順位決定戦に進むことになった。

 なお、フランスはセミファイナルでアルゼンチン代表(同5位)と対戦する。

■試合結果
アメリカ 79-89 フランス
USA|18|21|27|13|=79
FRA|18|27|18|26|=89

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