2018.06.29

現地メディアがセレクトした“NBA版”W杯仕様の最強チームとは?

今季2連覇を達成したウォリアーズからは、カリー(左)とデュラント(右)をはじめ、計3選手がセレクトされた[写真]=Getty Images
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世界有数の超人的アスリートが集うNBA

 NBAはゴールデンステート・ウォリアーズの2連覇で2017-18シーズンに幕を閉じた。その後も「NBAドラフト2018」や「2018 NBA AWARDS」を終え、現在はオフシーズンに突入した。

 7月以降、フリーエージェント(FA)やトレードなどによる各チームの戦力増強や若手選手たちの登竜門であるサマーリーグなどがあるのだが、現在はここ日本を含め、「FIFA WORLD CUP RUSSIA 2018(以降W杯)」が大盛り上がりを見せている。

 そんな中、現地インターネットサイト『CLUTCHPOINTS』では現役NBA選手たちによる最強のサッカーチームを紹介していたのでお届けしたい。

 アメリカはW杯に出場していないのだが、NBAには世界有数の超人的アスリートがいることは間違いない。これから紹介する11人を一度に見ることができるのならば、お金を払う価値は十二分にあるだろう。
※所属は現地時間6月27日現在、チーム名は略称

<現地メディア選出の“NBA版”W杯仕様の最強チーム>
■GK(ゴールキーパー)

ディアンドレ・ジョーダン(クリッパーズ)

恵まれた身体能力と211センチの長身を駆使してペイント内で仕事をこなすジョーダン[写真]=Getty Images

■DF(ディフェンダー)
ジミー・バトラー(ウルブズ)
アンソニー・デイビス(ペリカンズ)
ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)
カワイ・レナード(スパーズ)

■MF(ミッドフィルダー)
レブロン・ジェームズ(キャバリアーズ)
クリス・ポール(ロケッツ)
ラッセル・ウェストブルック(サンダー)
ステフィン・カリー(ウォリアーズ)
ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)

■FW(フォワード)
ケビン・デュラント(ウォリアーズ)

オールディフェンシブチームの常連が並ぶディフェンダー陣

 キーパーにはボールに対する執着心に定評のあるジョーダンが選出された。211センチの長身ながら、ジョーダンは高い身体能力も併せ持っているため、ジャンプに限らず、横の動きにも持ち前のサイズとスピードを駆使してゴールを死守することだろう。

 ディフェンダーにはバトラー、デイビス、グリーン、レナードという、オールディフェンシブチーム常連選手たちがそろった。スタミナも十分で、強じんな体格を活かして黙々と役割を遂行することが期待できる。グリーンがヴォーカルリーダーとなって見事な連係を見せる反面、熱くなりがちなため、イエローカードを宣告されることが懸念材料か。

リーグトップレベルのディフェンス力を誇るグリーン。ヴォーカルリーダーとしても申し分ない[写真]=Getty Images

シーズンMVPかつ得点王獲得選手たちが攻撃陣をけん引!?

 見事なリーダーシップと視野の広さを持つレブロンとポールが、ボールの中継地点でチームのバランスを取りながらコントロール。本職のバスケットボールではパワーとスピード、そして正確性にも定評があるだけに、申し分ない人選と言えるだろう。

 前線のウィングにはウェストブルックとハーデン、トップ下にカリー、1トップにデュラントという“シーズンMVPカルテット”がそろった布陣は超豪華そのもの。本職ではいずれも得点王を獲得しており、個の力で大量得点を奪えることも証明済み。抜群のテクニックと自慢のボールハンドリングを駆使し、サッカー版の“アンクルブレイク”を何度も見せてくれると勝手な妄想をしてしまうほど、誰もが羨むラインナップだ。

NBA屈指の身体能力を誇るウェストブルックは欠かせない[写真]=Getty Images

総年俸は2億ドル超え! まさにドリームチーム!

 もちろん、ここで選出された選手たちはワールドクラスのサッカーをプレーできるわけではない。実際のフィールドに立っても、持ち前の身体能力と機敏なフットワークを活かしてゴールキーパーやディフェンダーが務まるかどうかだろう。

 ちなみに、ここで選ばれた11人の今季年俸を合わせてみると、何と2億7,423万ドル。11人のうち、実に8人が2,000万ドル以上という高額年俸を受け取っており、世界有数の“金満チーム”なのは間違いなさそうだ。

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