2020.06.28

昨夏NBAからヨーロッパへ帰還したニコラ・ミロティッチがスペインリーグのMVPに輝く

今季からFCバルセロナへ移籍し、国内リーグでMVPに輝いたミロティッチ[写真]=Getty Images
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 6月28日(現地時間27日、日付は以下同)。スペインのプロバスケットボールリーグ、リーガACBは今シーズンのMVPにニコラ・ミロティッチ(FCバルセロナ)が選ばれたことを発表した。

 ミロティッチは2013-14シーズンまでレアル・マドリーでプレー後、翌14-15シーズンからNBAへと移籍。シカゴ・ブルズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、ミルウォーキー・バックスで昨季まで5シーズンプレーし、計319試合に出場して平均24.2分12.3得点5.9リバウンド1.3アシストを記録。

 昨夏フリーエージェント(FA)となったミロティッチに対して、ユタ・ジャズがオファーを提示したものの、ミロティッチは母国スペインのFCバルセロナへ移籍することを決断した。

「今の俺の顔を見てみろよ。笑ってるだろ。うれしいサプライズだった。すばらしい日にしてくれたよ。俺にとってこのMVPという賞は、このチームが今シーズンやってきた成果なんだ。毎日俺のことを助けて向上させてくれたチームメートたちと共有したいね。彼らは毎試合、俺がいい状態でプレーできるように手助けをしてくれたんだ。もちろんコーチングスタッフにも感謝したい。俺が効果的と感じるベストなポジションへと持ち込んでくれたんだ。それに、このチームをサポートしてくれたファンにも感謝してる」。

 MVP受賞後、『Eurohoops.net』へ喜びのコメントを発表したミロティッチ。今季はFCバルセロナで20試合に出場し、平均26.9分20.0得点5.8リバウンド1.4アシスト1.1スティールにフィールドゴール成功率51.8パーセント、フリースロー成功率91.1パーセントというすばらしい成績を残したと言っていいだろう。

 その日チームメートたちから“MVPコール”の祝福を受けたミロティッチは、そのまま担ぎ込まれてやさしめにプールへと落とされ、喜びを分かち合っていた。

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