イスラエル出身選手として初のドラフト1巡目指名を受けたオムリ・カスピが現役引退へ

キングスなどでプレーしたカスピ[写真]=Getty Images

 7月19日(現地時間18日)。一昨季までNBAで計10シーズンをプレーしたオムリ・カスピが現役引退を表明したと『Substack』のマーク・スタイン記者が報じた。

 206センチ102キロのカスピは、イスラエル出身選手としては史上初となるドラフト1巡目指名を受けたフォワード。2009年のドラフト1巡目23位でサクラメント・キングスから指名された男は、キングス、クリーブランド・キャバリアーズ、ヒューストン・ロケッツ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、メンフィス・グリズリーズでプレー。

 キングス在籍時の15-16シーズンにはいずれもキャリアハイとなる平均11.8得点5.9リバウンドをマーク。通算588試合(うち先発は145試合)に出場し、キャリア平均7.9得点4.0リバウンド1.1アシストを残した。

 ここ2シーズンはイスラエルのマッカビ・テルアビブに所属しており、昨年のドラフト1巡目9位でワシントン・ウィザーズから指名されたデニ・アブディヤともチームメートとしてプレーしていた。

モバイルバージョンを終了