2022.09.15

ポーランドが前回王者スロベニアを撃破…1971年大会以来のベスト4入り

トリプルダブルでポーランドを勝利へと導いたポニトカ[写真]=fiba.com
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 9月14日、ヨーロッパ地域の24カ国が参加している「FIBAユーロバスケット2022」の決勝トーナメントが開催され、準々決勝でポーランド代表がスロベニア代表と対戦した。

 立ち上がりからアップテンポなオフェンスを見せる両チーム。ポーランドはマテウス・ポニトカが3ポイントシュートやレイアップを沈めて得点をけん引し、第1クォーターを29-26と3点のリードで終えた。

 続く第2クォーター、中盤からポーランドは怒涛のオフェンスで大量得点に成功。スロベニアにタイムアウトを切らせたあとも勢いは途切れず、残り約2分半で51-31とリードは20得点に到達した。終盤にはルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)に3ポイントシュートを沈められたものの、58-39と19点をリードしてハーフタイムに突入した。

 好調だった前半とは一転して、第3クォーターは苦しい時間に。ドンチッチやゴラン・ドラギッチ(シカゴ・ブルズ)に得点やアシストを量産されると、外角シュートも決まらず悪い流れが続いた。逆転こそ許さなかったが、64-63と1点差まで詰められて第4クォーターへ向かった。

 一時試合をひっくり返されたが、残り約5分にレイアップで再びリード。フリースローも確実に沈めていき、残り1分にはポニトカの3ポイントシュートで87-80と7点のリードを得た。最終盤は相手の猛攻をしのぎ切り、90-87で準決勝進出を果たした。

 勝利したポーランドは、ポニトカが26得点16リバウンド10アシストでトリプルダブルを達成。ほか4名も2ケタ得点を挙げ、1971年大会以来のベスト4進出に貢献した。

 敗れた前回王者のスロベニアは、ブラッコ・チャンチャー(デンバー・ナゲッツ)が21得点4リバウンド4アシストをマーク。ドラギッチやドンチッチも奮闘したが、惜しくも勝利を手にすることは叶わなかった。

 次戦、ポーランドはルディ・ゴベア(ミネソタ・ティンバーウルブズ)らを擁するフランス代表と対戦する。

■試合結果
スロベニア 87-90 ポーランド
スロベニア|26|13|24|24|=87
ポーランド|29|29|6|26|=90

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