富永啓生(日本代表)

 天才的左利きのシューターで、桜丘高校3年生時のウィンターカップでは平均39.8得点というとてつもない数字で、得点王となった。高校卒業には米レンジャー短大へ進学後、2021-22シーズンより米強豪リーグ所属のネブラスカ大へ転校。2022-23シーズンには5試合連続で20得点以上を記録するなど躍進し、自身が憧れるNBAのスーパースター、ステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)からもSNSで反応をもらった。
 シーズン後にはNBAドラフトへエントリーも、後に取り下げもう1年大学でのプレーを決断している。一昨年の東京オリンピックには3人制バスケットボールで日本代表として出場している。ホーバスHCからは「特別なシューター」と評されている。(2023.8.24 W杯出場選手紹介 文=永塚和志)

モバイルバージョンを終了