狙った獲物を確実に仕留める毒蛇“ブラックマンバ”を自称した伝説的選手。
17歳でロサンゼルス・レイカーズに加入して以来、20年のキャリアすべてをレイカーズに捧げたフランチャイズプレーヤー。マイケル・ジョーダンとも比較されるその勝負強さで、球団に5度もNBAチャンピオンの栄冠をもたらした。
史上最高のスコアラーの一人ともされ、NBA史上2位となる1試合81得点という大記録も保持。37歳当時、キャリア最後の引退試合でも60得点を決める衝撃的なパフォーマンスを披露し、有終の美を飾った。
現役時代は練習の虫であったことでも知られており、その「常に最高の自分を追い求めて努力する」マインドは“マンバ・メンタリティ”と呼ばれ、後に続く多くの選手に影響を与えた。
引退から4年後の2020年、飛行機事故によって急逝。同年に生前の功績を讃えて、バスケットボール殿堂入りを果たした。