約25分の出場で圧巻のトリプルダブル! アデトクンボがウルブズ相手に大活躍!

32得点12リバウンド10アシストのトリプルダブルをマークしたアデトクンボ[写真]=Getty Images

32得点12リバウンド10アシストの大暴れでウルブズを寄せ付けず

 10月13日(現地時間12日)、ミルウォーキー・バックスとミネソタ・ティンバーウルブズがプレシーズン最終戦を行った。

 ゲーム序盤からアグレッシブに攻め立てたバックスは、前半を終えて84-53と圧倒。第4クォーターこそウルブズが38-27とバックスを上回る得点を奪うも、前半の大量リードを覆すことはできず、最終スコア143-121でバックスが快勝した。

 プレシーズンを3勝1敗で終えたバックスは、大黒柱ヤニス・アデトクンボが約25分の出場でフィールドゴール17投中13本(うち3ポイント2本)を決めてゲームハイの32得点に加えて12リバウンド10アシストを挙げてトリプルダブル、さらには3スティール1ブロックとウルブズを一蹴。

アンストッパブルな活躍でバックスを快勝へと導いたアデトクンボ[写真]=Getty Images

 バックスではアデトクンボのほか、クリス・ミドルトンが5本の3ポイント成功を含む22得点に5リバウンド5アシスト、クリスチャン・ウッドが19得点7リバウンド、エリック・ブレッドソーが14得点7リバウンド4アシスト、マルコム・ブログドンが13得点5アシスト。バックスはチーム全体で48投中25本の3ポイントシュートを決め、52.1パーセントという高確率を残した。

 一方のウルブズは、先日トレードを志願しているジミー・バトラーが練習でチームに喝を入れたものの、前半からバックスに圧倒されて大敗を喫し、プレシーズンを1勝4敗で終えた。

 アンドリュー・ウィギンズを個人的な事情で欠いたウルブズは、タージ・ギブソンがチームトップの21得点に7リバウンド、ジェフ・ティーグが18得点、デリック・ローズが16得点、新人ジョシュ・オコギーが11得点を記録している。

 この試合でプレシーズンを終えた両チーム。バックスは19日(同18日)のシャーロット・ホーネッツ戦、ウルブズは19日(同18日)のサンアントニオ・スパーズ戦で、それぞれのレギュラーシーズンが幕を開ける。

 ウルブズはバトラーがチームに残る可能性も出てきたとはいえ、開幕を前にしてとてもまとまっている状況とは言えないだけに、現時点では大きな不安が残る。ただ、バトラーの喝とこの大敗が、シーズン開幕に向けた発奮材料になるかもしれないだけに、今後の動向にも注目していきたい。

フィールドゴール9投中成功わずか2本に終わったタウンズ(左)。この男の活躍なしに、ウルブズ勝利はありえない[写真]=Getty Images

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