12日に都内で「B.LEAGUE TIP OFFカンファレンス」が行われ、新リーグに挑む横浜ビー・コルセアーズからは、川村卓也が参加した。
昨季bjリーグのイースタン・カンファレンスで、12チーム中10位と苦しんだ横浜。今年のチームを「全体的にスピードがあり、シュートが得意な選手が多い」と評する。
開幕戦で顔を合わせるサンロッカーズ渋谷には、日本代表の満原優樹とアイラ ブラウンが在籍する。「どこを見ても穴がない」と語るが、「そこに気負わず、チャレンジャーの気持ちで戦うことが大事」とメンタル面を強調。「試合やクウォーターのスタートが重要になってくる」と気を引き締める。
攻撃が持ち味の川村は、栃木ブレックスに所属していた2008年から3年連続でJBL得点王を獲得。「常に得点を取ることを意識している。得点王に輝いたことがあるという存在感をコートの上でアピールしたい」と意気込むが、「アウトサイドに得点能力のある選手が多いので、パスを出す場面も増えるかもしれない。そこは自分が起点となって周りを動かしていきたい」と、チーム全体で戦うことも意識している。
チーム創設から6年目を迎えた今年は「目が肥えた固定ファンだけではなく、新規ファンにも注目してほしい」と、横浜全体を活性化させていくつもりだ。