11人退場試合で千葉とA東京に罰金50万円、アームストロングは2試合の出場停止処分に

審判員に詰め寄る千葉のヘッドコーチら [写真]=B.LEAGUE

 Bリーグは11月1日、10月30日に行われたB1リーグ第6節第2戦の千葉ジェッツvsアルバルク東京における懲罰内容を発表した。

 第1クォーター残り3分26秒、千葉のヒルトン・アームストロングがA東京の菊地祥平を投げ倒した行為に対し、2試合の出場停止と罰金10万円の処分を科した。一方、菊地は挑発行為をしたとして、懲罰対象外の厳重注意となっている。

 その際、A東京のトロイ・ギレンウォーターが、ベンチに戻るアームストロングの背中を押して退場。「背中を押す行為があったが、規律委員会での審議により攻撃性は低く、アームストロング選手を傷つける意図があったものとは認定できない」とし、「けん責」(始末書をとり、将来を戒める)と発表した。

 また同時間帯に、チームベンチエリアから出て退場処分を受けた千葉の西村文男荒尾岳原修太タイラー・ストーン伊藤俊亮、A東京の二ノ宮康平松井啓十郎アンドリュー・ネイミック田村大輔の9人を「戒告」(口頭をもって戒める)とした。さらに、試合中に失格や退場の処分は受けていないものの、規律委員会にて同様の行為があったと認められ、A東京の田中大貴も「戒告」の懲罰を受けることとなった。

 なお、5人以上の選手が退場処分となった千葉とA東京の両チームに罰金50万円の懲罰が科されている。

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