ケガを乗り越え記録達成、北海道の折茂武彦「チームの勝利に貢献することが目的」

日本人初の通算9000得点を達成した折茂 [写真]=B.LEAGUE

 11月28日にB1リーグ第10節第2戦が行われ、レバンガ北海道千葉ジェッツと対戦。ホームでの連敗を避けたい北海道だったが、第1クォーターからリードを許し、最終スコア62-84で敗れた。

 チーム2位の12点をマークした46歳折茂武彦は、クラブの公式HPを通じて、「残念ながら内容のない試合になってしまった。全員がやるべきことを考えて、進んでいかなければ意味のないシーズンになってしまう」と猛省した。

 この試合で日本人初の通算9000点に達する得点を決めたことに関して、「昨年に大きなケガをしたので時間がかかってしまいましたが、一つひとつの積み重ねが大事であり、得点だけを重ねるということにはあまり意味を感じていません。数字を残すことが目的ではなく、チームの勝利に貢献することが目的だと思っています」とコメント。続けて、「記録は終わった後に振り返るものですので、目標を定めず、1試合1試合を常に全力で取り組んでいきたいと思います」と意気込みを語った。

 なお、千葉に連敗を喫した北海道は、第92回天皇杯 全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン2017)出場権を逃し、東地区5位に転落。12月2、3日の第11節は、同地区首位を走る川崎ブレイブサンダースと対戦する。

モバイルバージョンを終了