名古屋Dが4試合ぶりの白星、東西首位対決は三河に軍配/B1リーグ第11節

金丸晃輔は両チームトップの24点をマークし、三河の勝利に貢献

 B1リーグ第11節第1戦、第2戦が12月3日に各地で行われた。

 3連敗中の名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、ホームのパークアリーナ小牧で横浜ビー・コルセアーズと対戦。第1クォーターの開始2分7秒に船生誠也がチーム初得点を決めると、笹山貴哉ジャスティン・バーレルらが得点を重ね、残り約2分30秒間は横浜に追加点を許さず、19-11で8点をリードする。第2クォーターで点差が動くことはなかったが、第3クォーターと最終クォーターに22点ずつを奪って、83-64で快勝し、4試合ぶりの白星を手にした。

 仙台89ERSとの第2戦に臨んだ琉球ゴールデンキングスは、接戦の末に敵地で連勝を飾った。第1クォーターに5点をリードする幸先の良いスタートを切ったが、第2クォーターは連敗から抜けだしたい仙台に20点を与え、31-33で前半を折り返す。第3クォーターは津山尚大が2本、岸本隆一が1本の3ポイントを沈めるなど合計17点を重ねて同点に追いつくと、ラモント・ハミルトンの連続得点でリードを奪った最終クォーターは追いすがる仙台から逃げきり、最終スコア73-67で勝利を収めた。

 東地区首位栃木ブレックスと西地区首位シーホース三河の一戦は、三河に軍配が上がった。1点ビハインドの最終クォーター残り20秒にアイザック・バッツの得点で試合をひっくり返すと、同4秒には金丸晃輔が2本のフリースローを沈めて勝負あり。最終クォーターで3度の逆転を許しながら、三河が74-71で競り勝った。

 川崎ブレイブサンダースレバンガ北海道を下し、10連勝を達成した。勢いに乗るオフェンス陣が第1クォーターで27点を挙げると、残りの3クォーターでも20点以上をマークし、91-78で快勝。一方、北海道はダニエル・ミラーら4選手が2ケタ得点を記録し、最終クォーター中盤には8点差まで詰め寄ったが、敵地で連敗を喫した。

【試合結果】
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 83-64 横浜ビー・コルセアーズ

仙台89ERS 67-73 琉球ゴールデンキングス

栃木ブレックス 71-74 シーホース三河

川崎ブレイブサンダース 91-78 レバンガ北海道

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