B1リーグ第12節第1戦、第2戦が12月10日に各地で行われた。
アルバルク東京は序盤のリードを守りきり、京都ハンナリーズに78-75の3点差で競り勝った。10点リードで迎えた第3クォーター、松井啓十郎が2本の3ポイントを沈めるなど一気に28点を重ねる。最終クォーターは残り5秒で1点差に詰め寄られ、合計で28点を許したが、土壇場でディアンテ・ギャレットが2本のフリースローを決め、何とか白星をつかんだ。
ホーム2連勝を目指したレバンガ北海道だったが、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに惜敗。2点ビハインドの最終クォーター残り6秒にダニエル・ミラーが2本のフリースローを決めて同点に持ちこむも、延長戦では怒とうの攻撃を仕掛けた名古屋Dを抑えきれず、93-99で黒星を喫した。西地区上位を争う相手に敗れたものの、46歳の折茂武彦は第1戦を上回る今季最多の17点と奮闘した。
新潟アルビレックスBBは仙台89ERSを92-88で下した。第1クォーターから21-25と点の取り合いとなるも、新潟は第2クォーターで仙台の得点を15点に抑え、24点を記録して逆転に成功。最終クォーターで4度の逆転を許したが、終始オフェンスが機能した新潟が勝利を収めた。得点ランク上位につけるダバンテ・ガードナーとクリント・チャップマンがいずれも20点オーバーの活躍を見せ、2試合ぶりの白星に貢献。一方、最後まで食らいついた仙台だったが、泥沼の11連敗となった。
レバンガ北海道 93-99 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
新潟アルビレックスBB 92-88 仙台89ERS