唯一の得点が決勝点、劇的3ポイントを沈めた三河の橋本「リラックスして打てた」

三河の橋本は横浜戦で逆転弾となる劇的な3ポイントを決めた [写真]=B.LEAGUE

 12月10日にB1リーグ第12節第1戦が横浜国際プールで行われ、西地区首位のシーホース三河は中地区5位の横浜ビー・コルセアーズと対戦。第1クォーターで5点のビハインドを背負った三河だが、金丸晃輔桜木ジェイアールアイザック・バッツらが得点を重ね、苦しみながらも87-83で勝利を収めた。

 63-63で迎えた勝負の最終クォーターで、チームに白星を呼びこんだのは橋本竜馬だった。1点ビハインドの残り20秒、橋本のこの日6本目となる3ポイントシュートがようやくネットを揺らして勝ち越しに成功し、同4秒に比江島が試合を決定づける2本のフリースローを沈め勝敗が決した。

 橋本は試合後、「ボールが来てうわっと思う気持ちもあった」と述べた上で、「こういう場面でボールをもらえることはなかなかないが、最後にリラックスして良いシュートが打てた」とこの日初得点となった決勝点を振り返った。鈴木貴美一ヘッドコーチは「橋本と金丸をコーナーに置いていたが、(相手の)ゾーンが落ちてこなかったので、最後(橋本のところ)が空いたのかもしれない」と得点シーンを分析し、「大事なところで決める選手だし、シュートは打てていたので、決めるだろうと思っていた」と安堵の表情を浮かべた。

「優勝経験があるチームで、試合の終盤にいくにつれて、力のあるチームだと思った」と横浜の印象を述べた橋本。第2戦でも経験豊富なベテランを擁する横浜相手に簡単に勝つことはできないが、敵地で交流戦初の連勝を飾りたいところだ。

モバイルバージョンを終了