同勝率のライバルが激突、スコアラー好調の琉球がケガ人抱える京都を迎え撃つ

 アウェイのレバンガ北海道戦から18日。琉球ゴールデンキングスにとっては実に長い中断期間だった。待ちに待った再開初戦でホームに迎えるのは、13勝16敗で並ぶ京都ハンナリーズだ。

 前節の北海道戦は連勝し、初戦では岸本隆一田代直希がともに3ポイントを3本すべて成功させ、それぞれ18得点。第2戦も喜多川修平が18得点と、2日間を通じて日本人の得点力で北海道を上回った。

 一方の京都は、前節の横浜ビー・コルセアーズで連敗。岡田優介が3本のフリースローをすべて外すという珍しい場面もあった。オールジャパンでも名古屋ダイヤモンドドルフィンズに後半突き放され、ベスト16で姿を消した。

 長く試合から遠ざかっていた琉球は、休養十分な反面で試合勘が鈍っている恐れもある。年明けから4連戦だった京都は、横浜との初戦で負傷したマーカス・ダブがオールジャパンも欠場し、小島元基とともに回復具合が気になるところ。もし間に合わなければローレンス・ヒル佐藤託矢がカバーする必要がある。先月新たに契約した頓宮裕人が、短い時間でもつなぐことができるか。

 過去3戦はいずれもホームチームが敗れているこのカード。今回も激戦は免れないだろう。

文=吉川哲彦

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