B1リーグ第16節が1月19日にウィングアリーナ刈谷で行われ、シーホース三河が大阪エヴェッサと対戦した。
三河は試合開始51秒に比江島慎の3ポイントで先手を打つと、直後に桜木ジェイアールが追加点を記録して5点のリードを奪う。その後はリチャード・ロビーや相馬卓弥、ジョシュ・ハレルソンに立て続けに得点を許して一時は逆転されるも、桜木やアイザック・バッツが得点を重ね、24-14の10点リードで第1クォーターを終えた。
第2クォーター序盤は無失点に抑え、ギャビン・エドワーズと比江島の得点で点差を広げる。橋本拓哉とハレルソンに連続3ポイントを与えるなど攻めこまれる時間帯もあったが、途中出場の長谷川智也や森川正明が得点を決め、43-29で前半を折り返した。
14点リードで迎えた第3クォーターは大阪の反撃に遭う。ハレルソンに3本の3ポイントを含む13得点、相馬に8得点などを決められ、62-54で終えた。
最終クォーターも大阪ペース。開始序盤はエドワーズと比江島を起点に攻めこんだが、3ポイントから得点を重ねる大阪に点差を縮められ、試合終了残り2分1秒には同点に追いつかれる。同58秒に比江島のフリースローで再びリードを奪ったが、直後に同点弾を与え、75-75で40分間を終えた。
延長戦は81-81で迎えた試合終了残り1分34秒にエドワーズ、同1分16秒に柏木真介の得点で勝ち越しに成功。終了間際に得点を許したが、三河が84-83で逃げきり、5連勝を達成した。
40歳の桜木が26得点11リバウンド4アシストの大活躍を見せ、比江島とエドワーズも2ケタ得点を記録して勝利に貢献。一方、粘り強さを見せた大阪はハレルソンなど4名が2ケタ得点を挙げたが、惜しくも1点差で敗れた。