B1リーグ第17節第2戦が1月22日に各地で行われた。
川崎ブレイブサンダースは栃木ブレックスを退け、2試合ぶりの白星。前半を終えて33-44と11点のビハインドを背負ったが、第3クォーターは相手の得点をわずか11点に抑え、22点をマークして同点に追いつく。最終クォーターは序盤にニック・ファジーカスの3ポイントでリードすると、その後は追いすがる栃木から逃げきり、79-70で逆転勝利を収めた。エースのファジーカスは前日を大きく上回る35得点と爆発し、ライアン・スパングラーや篠山竜青とともにチームをけん引した。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズが敵地で新潟アルビレックスBBを下して今季20勝目。第2クォーターで大量17点をリードしたが、第3クォーターでクリント・チャップマンに13得点、五十嵐圭に9得点を許すなど28点を与えて5点差に詰め寄られる。それでも最終クォーターはジェロウム・ティルマンの15得点を含む25点を積みあげ、85-74で白星を手にした。
2連敗中のサンロッカーズ渋谷はホームで仙台89ERSと対戦。4点ビハインドで迎えた第3クォーターの開始5分24秒にロバート・サクレの得点でこの日初のリードを奪うも、すぐさま同点に追いつかれる。しかし、ベンドラメ礼生や満原優樹などが得点を挙げて主導権を握り返すと、第4クォーターもベンドラメやアキ・チェンバースを中心に攻めこみ、最終スコア79-66で勝利。ベンドラメは18得点10アシスト、アキは19得点9リバウンドと攻守で躍動し、サクレとアイラ・ブラウンも2ケタ得点をマークして3試合ぶりの白星に貢献した。
前日の第1戦を1点差で制した富山グラウジーズの第2戦は、琉球ゴールデンキングスを寄せつけず22点差の快勝。第1クォーターで水戸健史とデクスター・ピットマンがともに8得点を挙げるなど一挙33点をマークすると、第2クォーターと第3クォーターで点差を21点に広げる。最終クォーターは23失点を喫したが、リードをさらに広げて92-70で破り、2連勝を達成した。
【試合結果】
栃木ブレックス 70-79 川崎ブレイブサンダース
新潟アルビレックスBB 74-85 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
富山グラウジーズ 92-70 琉球ゴールデンキングス