B1リーグ第18節第2戦が1月29日に各地で行われた。
中地区首位の川崎ブレイブサンダースは、西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに連勝した。前日に93-84と点の取り合いを制した川崎だったが、この日は静かな立ちあがり。第1クォーターをわずか10点に抑えこまれた。それでも徐々に調子を上げ、第2クォーターに18得点、第3クォーターに20得点を挙げ48-44と逆転。最後の10分間は打ち合いとなったが、24-24とイーブンの展開でリードを守りきった。
琉球ゴールデンキングスは新潟アルビレックスBBを相手に3点差の辛勝。39-45の6点ビハインドでハーフタイムを迎えたが、続く第3クォーターに田代直希の10得点などで61-59と逆転に成功。最終クォーター開始40秒で一度は同点に追いつかれるも、粘り強い戦いで接戦をものにした。田代は両チーム最多の23得点を挙げるなど、勝利に大きく貢献した。
栃木ブレックスは延長戦に2度もつれこむ拮抗したゲームを勝ちきり、敵地でサンロッカーズ渋谷に連勝を収めた。栃木は第1クォーターで17-12と先行したが、第2クォーターで14-20と逆転を許す。その後も取って取られての展開が続き、最終クォーター残り9秒にSR渋谷の広瀬健太に2ポイントを決められ68-68で延長戦に突入。5分間の延長は6-6と全くの五分だったが、続く再延長では残り10秒で古川孝敏が2本のフリースローを沈め、激闘に終止符を打った。
千葉ジェッツは前日の80-66に続き、この日も82-61で快勝。前半は31-35とビハインドを背負ったが、第3クォーターで流れを引き寄せる。攻めてはマイケル・パーカーと石井講祐がともに7ポイントを決めるなど計24点、守ってはわずか5失点に抑え55-40と大きくリード。最後の10分間でも27点を上乗せし、危なげなく勝利を収めた。千葉はタイラー・ストーンがいずれもチームトップの23得点14リバウンドで攻守に活躍した。
【試合結果】
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 68-72 川崎ブレイブサンダース
琉球ゴールデンキングス 77-74 新潟アルビレックスBB
サンロッカーズ渋谷 78-82 栃木ブレックス