名古屋Dが延長戦を制しA東京を撃破、京都は富山を破り5連勝達成/B1リーグ第19節

延長戦を制した名古屋D。ダンクシュートを決めるジョーダン・バチンスキー[写真]=B.LEAGUE

 B1リーグ第19節第2戦が2月5日に各地で行われた。

 京都ハンナリーズvs富山グラウジーズは京都が連勝を収めた。第1クォーターは19-19と五分だったが、第2クォーターは京都が相手の得点を16点に抑えながら、32点を積み重ねて51-35で前半を終える。京都はこのリードを後半も守りきり、ホームのブースターに勝利を届けた。川嶋勇人ら5選手が2ケタ得点を挙げるなど、バリエーションに富んだオフェンスが光り、連勝を5に伸ばしている。

 栃木ブレックスは前日に続き、大阪エヴェッサに勝利。栃木は前半を41-29で終えると、第3クォーター残り2分41秒で大阪に2点差まで追いつかれるも、最終クォーターで23点を奪い、白星を挙げた。栃木はキャプテンの田臥勇太がチーム最多となる18得点をマークし、チームの4連勝に大きく貢献した。

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズは延長戦の末にアルバルク東京を破り、4試合ぶりの勝利を収めた。第4クォーター残り4秒、ジョーダン・バチンスキーの得点で同点に追いついた名古屋D。しかし延長戦では、A東京の竹内譲次らに得点を許し、69-73と再度リードを奪われる。それでも残り2分45秒にジェロウム・ティルマンの得点で反撃の一手を打つと、再びティルマンが2分10秒と27秒に2本の3ポイントシュートを沈め、逆転に成功。アウェイで劇的勝利を果たした。

 昨季NBL王者の川崎ブレイブサンダースは昨季bjリーグ王者の琉球ゴールデンキングスを相手に連勝。第1クォーター開始3分39秒にニック・ファジーカスの得点で9-7とリードすると、その後は琉球に1度のリードも許さず、87-76で勝利した。ファジーカスは22得点12リバウンドの“ダブルダブル”を達成。川崎は31勝5敗で中地区の首位を独走している。

【試合結果】
京都ハンナリーズ 85-68 富山グラウジーズ

大阪エヴェッサ 68-76 栃木ブレックス

アルバルク東京 77-81 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

川崎ブレイブサンダース 87-76 琉球ゴールデンキングス

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