2017.02.08
B1リーグ第19節第1戦が2月4日に各地で行われた。
アルバルク東京は名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの激闘を制し、2試合ぶりの白星。第1クォーターで5点のリードを奪ったものの、第2クォーターで名古屋Dに逆転を許し、44-45で前半を終える。第3クォーター序盤にザック・バランスキーやディアンテ・ギャレットなどの連続得点で試合をひっくり返したが、開始3分41秒に中東泰斗に3ポイントを決められ再び追う立場に。それでもギャレットを中心に攻めこみ7点をリードして最終クォーターを迎えると、その後は追いすがる名古屋Dから逃げきり、90-86で勝利を収めた。前節終了後に主力のトロイ・ギレンウォーターがチームを去ったが、ギャレットがチーム最多の24得点を挙げた他、バランスキー、正中岳城、菊地祥平、竹内譲次が2ケタ得点を記録するなど選手層の厚さを見せつけた。
11連敗中の滋賀レイクスターズは東地区最下位の秋田ノーザンハピネッツと対戦。31-31で迎えた第3クォーターに並里成が11得点を挙げるなど爆発して一挙32点を積みあげ19点のリードを奪うと、最終クォーターにも21点を重ね、84-61で快勝した。ジュリアン・マブンガが19得点12リバウンドの“ダブルダブル”を達成しただけでなく、長谷川智伸や狩野祐介なども得点を量産し、12試合ぶりの白星に貢献した。
ホームで仙台89ERSと対戦した三遠ネオフェニックスは、第1クォーターでわずか5点を挙げるにとどまり16点のビハインドを背負う。続く第2クォーターは開始4分46秒までに26点差をつけられる苦しい展開となったが、鈴木達也、ロバート・ドジャー、大石慎之介の3ポイントなどで応戦して26-35で前半を終える。勢いづいた三遠は第3クォーターで仙台の得点を7点に抑えて逆転に成功すると、最終クォーターは22点を積みあげ、73-63で白星を手にした。
横浜ビー・コルセアーズは東地区3位の千葉ジェッツを72-70で退け、ホーム6連勝。52-53で突入した最終クォーターは序盤の連続得点で試合をひっくり返すも、試合終了残り4分を切った時間から千葉の猛攻を受けると、同1分13秒には富樫勇樹に3ポイントを決められ1点差に迫られる。直後にジェイソン・ウォッシュバーンのダンクでリードを3点に広げたが、同2秒に富樫に再び3ポイントを沈められ70-70の同点に持ちこまれる。それでも、タイムアウトを経て迎えた終了間際に高島一貴のアシストから川村卓也が劇的な決勝点をマークし、勝利を手繰り寄せた。
京都ハンナリーズvs富山グラウジーズは第1クォーターから29-24と激しい点の取り合いに。第2クォーターは京都が相手の得点を14点に抑え、22点を積み重ね51-38で前半を終える。第3クォーターは富山に31点を与えて7点差に迫られるも、最終クォーターに再び突き放し、98-87で勝利を収めた。川嶋勇人が今季最多の21得点と爆発し、マーカス・ダブ、内海慎吾、籔内幸樹、ケビン・コッツァーも2ケタ得点を記録してチームの4連勝に貢献した。
栃木ブレックスは大阪エヴェッサを寄せつけず、29点差の快勝。第1クォーターこそ19-15と僅差で終えるも、第2クォーターに24点、第3クォーターに25点、最終クォーターに18点と、それぞれの10分間で相手を上回る得点を記録し、86-57で勝利を収めた。ライアン・ロシターは10得点を挙げるにとどまったが、ジェフ・ギブスが15得点13リバウンド、特別指定選手の生原秀将がデビュー戦で3ポイントを沈めるなど途中出場の選手が活躍して勝利を手にした。
【試合結果】
アルバルク東京 90-86 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
滋賀レイクスターズ 84-61 秋田ノーザンハピネッツ
横浜ビー・コルセアーズ 72-70 千葉ジェッツ
三遠ネオフェニックス 73-63 仙台89ERS
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