B1リーグ第22節第2戦が2月26日に各地で行われた。
第1戦で100点ゲームを演じて白星を挙げた大阪エヴェッサは、第2戦を71-60で勝利し、敵地で新潟アルビレックスBBに連勝。前半を23-38と15点のリードを許した大阪だったが、後半に巻き返す。第3クォーターに木下博之や今野翔太の3ポイントシュートを含む27得点を奪い、47-47の同点に追いつく。迎えた勝負の最終クォーター開始1分21秒に橋本尚明が得点を挙げて勝ち越しに成功すると、リチャード・ロビーの連続得点などでリードを広げ勝利につなげた。2連勝を飾った大阪は通算成績を20勝20敗の五分に戻した。
東地区3位の千葉ジェッツは、沖縄市体育館で西地区5位の琉球ゴールデンキングスを下した。22ー18で迎えた第2クォーターの開始3分24秒に琉球のレイショーン・テリーに逆転弾を与えてビハインドを背負うも、すぐさま石井講祐が3ポイントを沈めてリード。試合終盤まで千葉は琉球に迫られるも、その後は1度のリードも許さずに80-71で勝利を収めた。タイラー・ストーンが26得点、小野龍猛が19得点を挙げ、6連勝に貢献した。
西地区首位のシーホース三河は、ホームで秋田ノーザンハピネッツとの接戦を制した。第1クォーターを20-17、第2クォーターを37-40、第3クォーターを56-63で終え、リードを許して迎えた最終クォーターに三河が怒とうの追いあげを見せる。開始22秒に柏木真介のフリースローを皮切りに攻撃陣が奮起し、比江島慎、ギャビン・エドワーズらが得点を重ね秋田に迫ると、同4分34秒に比江島の得点で70-69と勝ち越しに成功。試合を優位に進めたかと思われたが、試合終了残り48秒にイバン・ラベネルに同点弾を許す。しかし、同37秒に比江島が2本のフリースローを確実に沈め、終了間際で勝ち越し、81ー79で勝利。比江島は26得点をマークしたが、そのうちの17得点を最終クォーターに積みあげ、勝利の立役者となった。
敵地でサンロッカーズ渋谷と対戦した京都ハンナリーズは、79-75で勝利し前日のリベンジを果たした。前半を10点リードで終えた京都だったが、後半はSR渋谷の反撃を受ける。第3クォーターに清水太志郎の3ポイントシュート2本を含む23点を許し、51-50まで迫られる。その後もSR渋谷の勢いは止まらず、最終クォーター開始1分41秒に伊藤駿の得点で53-54と逆転され、SR渋谷にリードを広げられるも、京都は粘りを見せる。試合終了残り5分31秒に挙げたケビン・コッツァーの得点から4連続ポイントを奪い、一気に逆転に成功。そのまま京都が逃げきり、ワイルドカードを争うSR渋谷との接戦を制した。
【試合結果】
新潟アルビレックスBB 60-71 大阪エヴェッサ
琉球ゴールデンキングス 71-80 千葉ジェッツ
シーホース三河 81-79 秋田ノーザンハピネッツ