B1リーグ第23節第1戦、第2戦が3月11日に各地で行われた。
シーホース三河は、ホームで仙台89ERSと対戦。第1クォーター、三河は長谷川智也が7得点を挙げる活躍を見せると、失点をわずか3点に抑え13-3とロースコアの展開ながらも10点のリードを奪う。しかし第2クォーターは、仙台のチリジ・ネパウエとグレッグ・マンガーノにインサイドを攻め込まれ17失点を喫するが、高橋マイケル、柏木真介の3ポイントシュートで応戦し、29-20で前半を終える。すると第3クォーターは、ここまで無得点だった桜木ジェイアールが9得点を挙げるなど一挙23点を積みあげ、52-35で最終クォーターへ。最後の10分間は18-20と攻め込まれるも、終始リードを保ったまま試合を運び、最終スコア70-55で試合終了。長谷川が19点、ギャビン・エドワーズが17得点をマークしチームの勝利に貢献した。
川崎ブレイブサンダースと京都ハンナリーズの第2戦は、100点ゲームで川崎が京都に勝利。第1クォーターを25-22で終えると、続く第2クォーターは、ニック・ファジーカスが10得点を挙げる活躍を見せ、49-39と10点のリードを奪う。73-60の13点差で最終クォーターは互いに点を取り合うも、リードを守りきった川崎が101-90でで勝利し、京都相手に2連勝を飾った。京都は川嶋勇人、マーカス・ダブ、岡田優介、モー・チャーロの4人が2ケタ得点を挙げるも、点の取り合いに敗れた。
東地区首位を守る栃木ブレックスは、ホームで新潟アルビレックスBBを撃破。第1クォーターこそ21-19と拮抗した展開に持ちこまれるも、第2クォーターは13失点に抑えて、42-32の10点リードで前半を折り返す。すると後半開始早々に田臥勇太、ライアン・ロシター、竹内公輔の3連続得点で波に乗ると、一挙25点を積みあげ、67-44と23点リードを奪う。最終クォーターは新潟に26点を与えるも、終始リードを保ったまま危なげない試合運びを見せ、89-70で勝利を収めた。新潟はクリント・チャップマンが両チームトップの30点をマークしたが、接戦に持ちこむことができなかった。
前日の第1戦で接戦を制したアルバルク東京は、大阪エヴェッサを相手に2連勝。A東京は試合開始早々に伊藤大司の連続3ポイントシュートを含む5連続得点で12-0とすると最初の10分を22-8としスタートダッシュに成功する。41-23とリードで前半を折り返したが、第3クォーターは田中大貴がアン・スポーツマン・ライク・ファウルを犯すなど、わずか13点を挙げるにとどまり、大阪に25点を与え6点差に詰め寄られる。54-48で迎えた最終クォーター開始早々に松井啓十郎が3ポイントシュートを沈めると、トレント・プレイステッド、二ノ宮康平、田中も続き、残り6分4秒で66-50と再び突き放す。守っては大阪を10失点に抑え、75-58で快勝した。
【試合結果】
シーホース三河 70-55 仙台89ERS