東日本大震災から6年、仙台が声明を発表「多くの方々の愛のおかげ」

東日本大震災から6年が経ち、仙台89ERSは人々へ感謝を伝えた[写真]=B.LEAGUE

 2011年3月11日に発生した東日本大震災から6年が経過し、仙台89ERSはクラブの公式ホームページで声明を発表した。

「あの日の大震災によって、バスケットボールクラブである仙台89ERSは一度・・・もしかしたら永遠にという未来の見えない状況で、バスケットボールから離れる決断を下さざるを得ませんでした。辛い現実を目の当たりにした日々。それでも手を取り合い、たくさんの方の温かさに出会いながら、再びバスケットボールができる、観ていただける喜びを感じてまいりました。今日ここに、新たに誕生したB.LEAGUEで、仙台89ERSが時を刻めていることは、数え切れないほど多くの方々のバスケットボール、そして仙台89ERSへの愛のおかげです」と伝え、「仙台89ERSは、支えてくださったみなさまへの感謝の気持ちを胸に、仙台・宮城の皆さまとともに歩みを進め、これからもバスケットボールを通じて、笑顔溢れる地域づくりに努めてまいります」と意志を表明した。

 なお、3月11日はB1リーグ第23節第1戦が行われ、仙台は敵地でシーホース三河に55-70で敗戦。試合後には募金活動が行われた。

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