B1リーグ第28節第1戦が4月15日に各地で行われた。
千葉ジェッツは敵地でアルバルク東京との激闘を制した。東地区で上位争いを演じるチーム同士の対戦ということもあり、第1クォーターから拮抗した好ゲームが繰り広げられる。4点ビハインドで迎えた最終クォーターはA東京に攻めこまれる時間が続き、試合終了残り3分49秒に60-71まで広げられる。しかし、同3分3秒に石井講祐が3ポイントシュートを沈めると、ヒルトン・アームストロング、タイラー・ストーンが連続得点を挙げ、同1分2秒には2点差に。すると同7秒にアームストロングがオフェンスリバウンドを得点につなげ、土壇場で71-71の同点に追いつく。5分間の延長戦は開始約2分間で石井、ストーンが3ポイントシュートを沈めて先手を奪うと、ディアンテ・ギャレットやジェフ・エアーズを起点とした反撃に遭いながらも87-81で逃げきった。
サンロッカーズ渋谷は新潟アルビレックスBBを下して3連勝を達成。第1クォーターは開始早々に3ポイントシュートを許したが、アキ・チェンバース、アイラ・ブラウン、ロバート・サクレ、ベンドラメ礼生が4連続得点をマークして試合の主導権を握る。最初の10分間で13点をリードして迎えた第2クォーターは13点を挙げるにとどまったが、第3クォーターに再び攻撃陣が爆発。チェンバースが7得点、ブラウンとアールティー・グインがそれぞれ6得点を決めるなど一挙30点を積みあげて新潟を突き放す。最終クォーターはメンバーを入れ替えながらも清水太志郎、大塚裕土の3ポイントシュートなどで得点を積みあげ、最終スコア80-57の23点差で快勝した。
秋田ノーザンハピネッツは仙台89ERSを相手に価値ある1勝。3点ビハインドで迎えた第2クォーターの序盤にスコット・モリソンとイバン・ラベネルの得点で試合をひっくり返すと、この10分間をわずか5失点に抑えて34-22と12点をリードする。第3クォーターは開始3分50秒に8点差まで詰め寄られたが、中山拓哉、白濱僚祐、レオ・ライオンズの連続得点ですぐさま突き放す。16点リードで臨んだ最終クォーターも相手を上回る16点を積みあげ、最終スコア66-48で勝利を収めた。敗れた仙台は石川海斗とウェンデル・ホワイトの欠場が響き、4連敗となった。
新潟アルビレックスBB 57-80 サンロッカーズ渋谷
仙台89ERS 48-66 秋田ノーザンハピネッツ